長期投資において下落相場は必須! その2 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
千葉県
ファイナンシャルプランナー
043-306-5800
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月22日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

長期投資において下落相場は必須! その2

- good

  1. マネー
  2. お金と資産の運用
  3. 資産運用・管理
資産を殖やす事より、殖やす考え方を身につける!
このコラムで、少しでも不安を取り除くことができれば幸いです。

長期投資に下落低迷は必須!

資産が形成されるまで、数回は大きな下落相場に遭遇します。

人は、下落相場に遭遇すると「失敗」と思われがちですが
むしろ、期待リターンを得るための必須条件であり、
予定通りと考えられます。

下落相場による資産の目減りを目の当たりにするとやはり、
長期投資と言えども挫折してしまう人の気持ちもわかります。


マーケット(市場)は
20%上昇する年
15%下落する年
15%上昇する年

・・・・と、その年により全く異なります。

そのような価格変動を縮小し安定した運用を目指すためにも、
金融資産を組み合せて、ポートフォリオを作成するわけですが、
それでも、これだけ市場が下がれば、たとえポートフォリオ運用でも
値下がりします。

ちなみに、上記のような過去の「上昇率」「下落率」を平均化した数値を
期待リターンといいます。

もう一度、繰り返します「上昇率」と「下落率」の平均値です。


もしも「下落」をすべて避けられたら、期待リターンは20%、25%という
高リターンも考えられます。もっとでしょうか。
(市場平均を狙うパッシブ運用においては、ほぼ不可能な平均値です)

つまり、長期投資において、期待リターンを得るには、
必ず、下落相場に遭遇し、下落率を加味されることになります。

裏を返せば、期待リターンに近づけるには、下落率も取り込む
必要があるわけです。

しかし、このような下落相場になると、下落を避けられたら?と思われるでしょが、
プロが集まる運用会社でさえ、市場平均に勝ち続けることは困難と言われます。

下落時を前もって避け続けることが

「できる」と考え悩むより、

「できない」と判断するとともに

長期投資の期待リターンは、下落時の数値を取り込んでも「プラス」で
あることに気づくことが、成功の第一歩です。

成功への時間的近道はありません。

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
FPブレーン株式会社 長期投資専門FP

「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します

お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

043-306-5800
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「資産を殖やす事より、殖やす考え方を身につける!」のコラム