債権回収で、相手方が倒産した場合は? - 民事家事・生活トラブル全般 - 専門家プロファイル

東郷 弘純
東郷法律事務所 代表
東京都
弁護士

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:民事家事・生活トラブル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

債権回収で、相手方が倒産した場合は?

- good

  1. 暮らしと法律
  2. 民事家事・生活トラブル
  3. 民事家事・生活トラブル全般

債権管理を徹底し,債権回収を進めていた矢先,相手方が倒産してしまうということは十分想定しうることです。相手方が倒産手続に入ると,債権を全額回収できる可能性は低くなります。

相手方が倒産手続をとった場合においても,債権を回収できるようにしておく方法としては,典型的には事前に抵当権等の担保を取ることが挙げられます。担保の類型としては,不動産に対する抵当権や,譲渡担保,人的保証等があります。しかし,これらの設定を逐一求めることは,実際の取引上困難であることが多いのも事実です。

そこで,不動産への抵当権の設定まではできない場合に,所有権を留保するという方法が考えられます。また,保険加入,相殺,留置権等の方法もあります。

このコラムに類似したコラム

民法改正(財産法関係)その11 村田 英幸 - 弁護士(2013/02/17 17:15)

「民事不介入」の原則とは ? 鈴木 祥平 - 弁護士(2013/02/24 02:30)

サービサーによる債権回収・・・サービサーって何? 鈴木 祥平 - 弁護士(2013/02/19 00:33)

債権回収はどのようにすればいいのか 鈴木 祥平 - 弁護士(2013/02/13 11:05)