あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
プレゼンテーションを行う「環境」は、意識と無意識の両方で相手に影響を及ぼします。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚と多くの五感に関わっている環境は重要なポイントです。
まず、環境を気にしなかった最悪の状況を考えてみましょう。
ごみが落ちている、物が散らかっている、テーブルが汚れている、臭い、汚い状況で、好意的に相手の話を聞くこと、そして受け入れることはできるでしょうか?
私であれば、環境が気になって、落ち着かず、ソワソワ、イライラ、早く帰りたくなってしまうでしょう。
どんな良い話であっても、何割理解できることやら・・・
話を聞くことよりも、先に環境に対して多くのストレスを感じてしまいます。
今回は「環境・視覚編」をご紹介します。
やはり、目で見てキレイ、心地いい環境で在れば、環境に対するストレスが少なくなります。ストレスはビジネスのノイズ(妨げ)です。ストレスが少ない分、相手の話を聞く心の余裕が生まれます。
真新しいビルや家に入ると、ワクワクした経験はありませんか?
新しい、綺麗、美しいものを見ると人は心地よさを感じます。
常に新しい環境でプレゼンテーションを行うことができる訳ではありませが、近づける努力はできますよね。
例えば、
・ごみが落ちていたら拾う
・テーブルを拭く(明らかな汚れだけでなく、全体を拭きましょう)
・散らかっているものを整理する、もしくは、隠す(布をかけて隠すだけでも違います)
・主賓には眺めの良い席に座ってもらう
など
あなたの小さな心遣いが、好意的な前提条件を作ります。
どんな前提条件の元、プレゼンテーションを行うのが良いのか?
それは、良い前提条件です。
前提条件は無意識の領域に影響を及ぼすします。良い前提要件と悪い前提条件では、プレゼンテーションの結果にも違い現れます。
相手のストレスを出来るだけ少なくしてもらい、心地いいと感じてもらえれば、心の余裕が生まれます。
あなたの小さな心遣いが、好意的な前提条件を作るのです。
・あなたが目で見て心地悪いと感じる環境は?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
プレゼンテーション 100 ~興味をもってもらう3つの切り口~(2013/08/05 13:08)
プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~(2013/07/15 11:07)
プレゼンテーション 96 ~自分の言葉で伝える~(2013/07/08 11:07)
このコラムに類似したコラム
【受講者感想vol.485】 先生ご自身の多くの講師経験から,セミナー講師としての心構えやテクニックも学べた タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2020/09/05 22:00)
「それではわかりません!」ウェビナー(Web+Seminarの造語だけど、ちょっといいづらいなあ)の覚え書き① 西部 直樹 - ビジネススキル講師(2020/05/22 10:40)
【受講者感想vol.390】 昨日のプレゼンの結果、最優秀賞をとることができました!ご指導のおかげです タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2018/10/13 22:00)
【受講者感想vol.370】 プレゼン発表まで2週間、自分で仕上げれるアドバイスやポイント指導をいただけた タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2018/05/12 22:00)
【受講者感想vol.345】 パワポ初心者だとお話ししたところPPtのご指導もセッションに入れて下さり感謝 タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2017/11/11 22:00)