- 山本 俊成
- 株式会社ファイナンシャル・マネジメント
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:保険設計・保険見直し
具体的な数字で申しますと、1996年のピーク時には60万店あった保険代理店はその10年後である2006年には26万店に減りました。
換算すると1日あたり93店舗がなくなった計算になります。
しかし、これはまだ序章に過ぎず、今後、銀行・郵便局の参入による販売チャネルの多様化が進むことから、これからの10年間で更に半分以下に激減するのではないかと言われてます。
また、保険募集人についてもまだまだ日本は多すぎるとの意見もあります。
規制緩和 → 新規参入 → 競争激化 → 淘汰
といったよくある流れからその数が減るものと予想されてます。
アメリカには保険会社が300社程度ありますが、人口約2.5億人に対し保険募集人は20万人程度。国民の0.1%程度です。
それに対し、今の日本は保険会社は100社程度、銀行や郵便局の募集人も含めれば、人口約1.6億人に対し保険募集人は100万人以上。国民の0.6%とアメリカの6倍。
今後、募集人は比率からすると10万人程度に減るのではないかとの憶測もあります。
つまり保険募集人は10人に1人しか生き残れないかもしれないわけです。
これからは保険代理店、保険募集人のあり方が今よりもなお厳しく問われていく時代になり、我々に求められるものもますます大きくなるものと思われます。
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