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おととい、仙台に着いた。
私にとって、東北の地に足を運ぶのは、初めてのことだ。
駅まで、友人が迎えにきてくれた。
宿泊したホテルのフロントは26F。
30階の部屋に入り、ゆっくりしていると、突然の地震。
携帯に速報が流れた。
ホテルのアナウンスも流れた。
家内からの携帯が鳴った。
しかし、折り返しの電話は通じない。
私は、FACEBOOKを見ろと、ホテルの電話から注意した。
ゆうじんは、落ち着いた様子で、ホテルの電話から家族に電話していた。
私は、その真似をしただけだ。
しばらくすると、警報は次々に解除されていった。
大丈夫と判断し、町に出ることにした。
1階に降りるのが大変だった。
エレベーターは、26階から運行していた。
しかし、それまでは非常階段。
ホテルの係員が案内した。
新幹線は止まっていた。
30分前に到着した私はラッキーだった。
結構な距離を歩き、牛タンが有名な店でしょくじをした。
次に、友人が勤務する東北大学に向かった。
校門前では、学生がサンタクロースに扮し、何かの寄付を募っていた。
彼の校舎に到着した。
教授室を見て、税理士事務所の所長室とあまり変わらないなと思った。
彼の専門は、金融論など。
もともと金融庁で、証券会社、銀行、公認会計士の指導をしている。
会社法が苦手でと言うが、それはこっちも同じ。
いつも、司法書士に尋ねている。
学生は40人ほど。でも、担当しているクラスの受講者は3人とのこと。
公認会計士は人気がないそうだ。
税理士の勉強をしていると嘆いていた。
全国で、会計専門職大学院があるのは18校。
最近、青学大もやめたと聞いた。
優秀な教授がいるのにー。
何なら、私が教えてやると思ったが、残念ながらお誘いがない。
国家資格は、法律系と会計系に大別される。
弁護士、司法書士、弁理士、不動産鑑定士、社会保険労務士などは法律系。
会計系は、公認会計士と税理士のみ。
もっと会計士を大事にして欲しい。
税理士は、あくまで庶民の見方。働く場所は現場だ。
ノーベル賞に、法律系のものはない。
あるのは、経済学賞だけだ。
このままでは、日本は世界に取り残されてしまう。
権威主義に頼っているように見える、法科大学院。
経済専門職大学院と融合をはかれないものかと思った。
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