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出店・開業にあたり、先ず最重要なのは、コンセプトを練り上げ、質の高い商品を開発し、精緻な事業計画書を作ることであることは、言うまでもありません。
しかし、いざ出店する場所（物件）を探す時に手を抜いてしまうと、せっかくの努力が台無しになってしまうことがあるのです。
誤解を恐れずに言えば、メニューやオペレーションは、開業後でも改善することができます。
しかし、お店の場所を移動することはそう簡単にはできません。莫大な初期投資がムダになってしまうからです。
ある外食チェーンには、月商4000万円を超える繁盛店がある一方で、400万円に届かない店もあります。
いうまでもなく同じ看板、同じメニュー、同じオペレーションのお店です。
出店している場所が違うだけで、なんと売上が10倍も違うのです。
あなたの事業計画では、最大どのくらいの売上までのオペレーションが可能でしょうか。
反対に、もし実際の売上がその10分の1でしかなかった場合、それでも営業していけるでしょうか。
同じ努力であっても、出店する場所によって、その報われ方は大きく違うということを、ぜひ知っておいてください。
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