あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「プレゼンテーションのコツ」の一つが相手の五感を刺激することです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を最大限に活用して、プレゼンテーションに幅や深さをプラスしませんか?
視覚からの刺激は脳を活性化させます。
プレゼンテーションを最大限に演出するには、スピーチにプラスして、五感を刺激するツールを有効活用しましょう。
今回は、「配布資料の注意点」をご紹介します。
◆ 配布資料の注意点 ◆
1. 文字のサイズ
参加者の年齢に合わせた文字のサイズを選びましょう。
40代を越えてくると加齢の一つとして老眼の方が増えてきます。
いくら伝えたいことが書いてあっても、文字が小さいだけで、読むことが面倒になり、読んでもらえないこともあります。
長い文章は必然的に文字のサイズが小さくなることは避けれません。
端的な短いメッセージに書き換えることで、一目でメッセージを脳に伝達してあげることができます。
同じスペースでも、文字数を減らすことで、文字のサイズを大きくすることができます。
どうしても長い文章が必要な場合は、資料の枚数が増えますが、文字のサイズへの配慮と思いやりを忘れないでください。
2. カラー印刷か?モノクロ印刷か?
カラー印刷では問題がない色彩も、モノクロ印刷にすることで読みずらくなる場合があります。
白の背景に黄色の文字や、黒の背景に赤の文字などは、モノクロ印刷する可読性が低く、とても読みにくいものです。明度差を付けましょう。
・黒に近く印刷される色は、赤、茶色
・暗いグレーとして印刷される色は、緑、青緑、青、水色、紫、赤紫
・白に近く印刷される色は、黄色、肌色(ベージュ)
・明るいグレーとして印刷される色は、オレンジ、ピンク
伝える側、作る側の思いだけでなく、読む側、見る側への配慮や思いやりをプラスすることで、相手に伝わるプレゼンテーション資料になります。
・いつもの資料には、文字のサイズや印刷の配慮や思いやりが入っていますか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
プレゼンテーション 100 ~興味をもってもらう3つの切り口~(2013/08/05 13:08)
プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~(2013/07/15 11:07)
プレゼンテーション 96 ~自分の言葉で伝える~(2013/07/08 11:07)
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