大人のきれい字　実技編「願」の楷書体と実用つづけ字（行書体）

こんにちは　今井淑恵です。

全国各地で盛んな「七五三」は、7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う行事で、
11月に多く行われます。

旧暦の15日は「吉」の日とされていたことや、収穫を終えて実りを神に感謝する
月でもあったため、氏神様への感謝と加護をお祈りしていたのが、今のような
神社に参内（さんだい）するかたちに変わってきたようです。

昔は疫病や栄養失調による乳幼児の死亡が高かったこともあり、子どもの健やかな
成長を願い、神仏にお祈りしていたのですね。

今日の字は、「願」です。
楷書の他、ちょっとつづけ字（行書体）の「願」はよく使う字なので、覚えていると
便利です。

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　　今井淑恵の《大人のきれい字 実技編》－書きコツ画像付き－
　　今週の書きコツはこちらから　↓↓
　　 http://www.penmanship.jp/mailmagagine/refer68.htm
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　「願」の部首は、「おおがい」です。

　全体のバランスを左側「へん」1/2、右側「つくり」1/2を目安に
　配分します。

【書きコツ－ １】

　１画目横画は「右上がり」に書きます。

　左ハライは広がりすぎたり、狭すぎたりしないようにしましょう。

【書きコツ－ 2 】

　内側に書く「日」の字の横画も右上がりに書きます。

　下部「小」の部分は、左側「ノ」のハライを大きく、縦画とのアキも大きくとります。
　
　右側の点画は、縦画に近い位置に小さめに書きます。

　左右の「点」の位置は下部にアキができるよう、少し上目に打ちましょう。

　
【書きコツ－ 3 】

　右側つくり「頁」の横画は右上がりに書き、アキを均等にします。

　「目」の字の右側縦画は、左側よりも長く引きます。

【書きコツ－ 4 】

  「ハ」の左側ハライは、次の右側点画につづけていく気持ちで書きましょう。　

   この「点」は、全体の字形バランスに影響が大きいので、丁寧に打ちましょう。

　　それでは、画像で確認　↓↓   
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