私「あの~、広告費って、知ってますか?」
大「え、何だい?それ?」
私「はい、今やたくさんある物件の中から何処よりも早く紹介してもらうための「人参」とでも言ったら良いのでしょうか?笑
大「ははん、まさに、釣りだね!でもまた、何でそんなものが出来たんだい?」
私「営業マンの勧める物件に契約が決まって行くスタイルが以前からあり、物件過多になってしまった今、多くの管理業者たちは依存せざるを得なくなってしまったからですね。」
大「と言うことは、君たち管理会社が仕立てた仕組みな訳だ!」
私「えぇ、そう言われても仕方が無いですね。直接お客様の意見が聞けない立場だけに...」
大「その広告費は誰が、誰に払うんだい?」
私「オーナーさんからの負担となります。名目が業務委託費や、業務協力費などでしょうか。」
大「どうにか負担を減らして契約は決まらないのかな?」
私「物件によりけりです。その土地柄や、物件に対する賃貸条件設定にもよります。先ほど、物件過多に触れましたが、それでもなお、建築は止みません。ある業界紙の調査で関東エリアの主流建設会社5社の統計だけでも、今年はすでに656棟7144戸が竣工しています。」
大「すると、今までと同じ仕様では、いくら新築とは言え、厳しいんじゃないのか?」
私「私もそう思います。付加価値や特殊な何かであったり、テーマを設けたりと何か新しいモノが無い限り、お客様の目に留まらないでしょうね。」
大「ところで、君の会社では何を取り組んでいるんだい?」
私「え?今は、秘密です!」
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