東北支援活動報告最終回～僕らは皆日本人～

こんばんは。

札幌で活動する、ほっそり脚を創るトレーナーの田中宏明です

さて、タイトル通り「東北支援活動報告」は最終回を迎えます。

初めて行った被災地・・

そこで目にしたものは

↑ホテルからの景色

↑大量のがれき

↑津波で損壊した建物

↑津波の威力を物語るには十分すぎるもの

正直、写真を撮って良いものなのかと思う場面もありました。

撮影はしていませんが。

陸前高田は、そこに街があったことを疑う光景でした。

言葉を失い、

ただ、立ちすくむしかありませんでした。

1年半以上経過したいまでさえ・・

それなのに東北の皆さんは心温かく、優しく僕たちに接して下さいました。

人間としての強さ、優しさ、思いやりを教えて下さいました。

愚痴・他人への妬み・批判

そんなものはなく、人としてあるべき姿を教えて下さいました。

（僕が個人的にそう感じただけなのかもしれませんが）

同じ日本人として自分が情けなく感じることもありました。、

人間は欲がある生き物です。

欲が満たされても「次はあれが欲しい、こうしたい、ああしたい」

次から次へと欲が出てきます。

東北に行って、一番感じたことは

家族がいて、家があって、大切な仲間や恋人やペットがいて、

仕事があって、学校に行けて、3食しっかり食事が出来て、

普通の生活が出来ていることがどれだけ幸せなのかってこと

日常を送っていることで大切なことを忘れてしまいますよね。

そんな環境で過ごさせて頂いているのだから

もっと一生懸命生きなきゃって思いました。

志事もプライベートも。

お金を沢山稼ぐことが悪いことだとは思いません。

不当な稼ぎ方は別ですけど、それだけ多くの人の役に立っているってことですから。

被災地とは関係ないかもしれませんが、

食べるものがなくって餓死する子供がいるのに

食べすぎて病気になったり、肥満になったり、贅沢だと思いませんか!?

目の前に自分のやるべきことがあるのに、

自分がしたいことがあるのに、

それを見過ごすって勿体なくないですか!?

今回の活動報告を通して

ご覧頂いた皆さんの生き方や考え方に少しでも変化があったり、

東北のことを思い出すきっかけとなって頂けたら幸いです。

メディアを通しての情報が減り、

僕らの頭からは震災のことがどんどん薄れていきます。

でも、僕がみた東北の皆さんは一生懸命「いま」を生きています。

被災地に行くことが、募金をすることが偉いとかではなく

被災地に行ける人がいて、募金を出来る人がいて、

被災地に行けない人もいて、募金を出来ない人もいるんです。

でも「同じ日本人としていまを一生懸命に生きること」は

誰にだって出来ますよね？？

僕のこれからに大きな影響を与えて下さった支援活動

「沢山のありがとう」を関わった皆さんへ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北支援活動報告～完～