本人申請したい人。

おまえは公僕だろ！・・１

そういえば・・

以前、こんなシーンをお役所で見たことがあります。

ある日・・

役所に行ったのです。

申請の打ち合わせに・・

行きたくないけど。

仕事だし・・

ってのは冗談ですが。

すると・・

何だか我々のような建築関係ではないたぶん一般の素人の人が来て相談をしています。

あ～だこうだと説明しているようで・・

もめています。

どうしたらいいのか一生懸命聞いているようなのでが・・

相手にしてもらえないようなのです。

実は・・

役所では「待つ」ことも仕事の一つです。

その物件の担当者以外の人は絶対に対応してくれませんので・・

いえいえ失礼、それは違うか、対応はしてくれても担当者以外の人は内容がわかりませんし、当然決済出来ませんから話してもしょうがないのです。

その担当者が他の人の対応をしていたりすると、待つことになるわけです。

で・・

待ってると・・

その間、暇です。

なので、その人の話を聞くともなく聞いていました。

どうやら本人申請がしたいらしい・・

許認可という物はたいてい何でもそうですが、確認申請というのは別に設計事務所や建築士しか出せないわけではありません。

ご本人なら誰でも申請を出すことが出来ます。

ある程度の規模までなら資格なんかなくても設計しても良いのです、その建てる家のご本人なら。

もちろん、法律的に構造的に施行的にちゃんと設計できていないと許可はおりませんが・・

普通はそんなことプロにしか出来ないだけのこと。

どうも、家の庭に物置か何かのちょっとした小屋をＤＩＹで自分で建てたいらしく・・

すると、この場合は確認申請が必要ですよと誰かに言われたらしい。

それで、じゃあ自分でやってみたい！

と・・

どうやるのかわからないので役所に聞きに来た・・

らしい。

ま、よくあることです。

日曜大工でコツコツと別荘やら離れやら、下手したら家一軒作っちゃう人までいますから、ちゃんとしてればそれはそれで良い趣味です。

こういう人、ちょこちょこいますよね。

自分でやってみよう！

って。

頑張れ！

って思うのですが・・

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