でも時々、弊社の顧客の方で、「よーく考えたら、わかんなくなっちゃったんだけどね」とご自分のお考えを整理するために、わざわざお越しくださる方もいらっしゃいます。
先日の相談会のときには、弊社の大切なお客様であるI様がお見えになられて、「徳田さん、20年後とか30年後、マンションってどうなるのかな?」とご質問になりました。
わたくしは少し意地悪く「“ババ抜き”って意味でしょうか?」とお聞きしました。
「そうそう、“ババ抜き”みたいに、最後にマンションを手放すしかないのだとしたら、自分が関わった事業として、少しさみしいと思ってね」
I様はとても真面目で誠実な方です。マンション経営を単なる金融商品としてではなく、大切なご自身のライフワークとして捉えて下さっています。わたくしの大好きなお客様です。
そこでわたくしは、I様に「マンション法」についてお話しをさせていただきました。
第11夜へつづく・・・