業界1位と2位の統合といえども、、、 - 会社設立全般 - 専門家プロファイル

萩原 貞幸
株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
大阪府
経営コンサルタント/起業家

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:会社設立

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

業界1位と2位の統合といえども、、、

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 会社設立
  3. 会社設立全般

インパクトに欠ける!

 

 

住商が40%、KDDIが30%出資するCATV業界1位のJCOMと

KDDIがほとんど100%出資する業界2位のJCNとを統合するという。

 

統合によって大きくなるため

NTTの対抗軸という扱い。

 

 


この統合の主目的としては

 

次の3つが考えられる。

 


1.統合によるコスト削減


統合のいつものパターン。

 

このコスト削減効果とNTTとのしのぎ合いによって


価格が下がるとユーザとしても有難い。


私もJCOMに入っているもので、、、笑

 

 




2.コンテンツ収入増

 

今や有線にしろ無線にしろ コンテンツ次第。

 


コンテンツを充実させて売上増を図りたいところでしょう。

 



とはいえ、もともと2010年に

アメリカのファンド会社が持っていたJCOM株を

 

KDDIが買おうとしたが、金融商品取引のルールにそぐわず

 

結果 住商がKDDIに対抗して筆頭株主になった経緯がある。

 

 


ここで、着目すべきはアメリカのファンドは売り逃げしていることである。

 

確かに、ファンドなのでキャッシュ化しなければならない等の

事情もあったと思うが

 



端的な話 有線でのコンテンツビジネスの成長に

 

そう期待しなかったのではなかろうか。

 

 

 


3.有線通販、新規顧客開拓

 

住商がKDDIと仲良く(?)一体化するということなので

 

住商としても 新たな収益を確保したいとこなのでしょう。

 


やはり、今はやりの通販ではないでしょうか?

 


住商には売るものがありますからね。

 

直接、個人さんに売れるルートを確保するのは意味があるかも。

 

 

 




とはいえ、


インパクトに欠けるのは

 


やはり

業界の成長自体に

 

皆 ? だからである。

 

 


今やスマホ時代

 

無線コンテンツが主流になってくるからである。

 

このコラムに類似したコラム

電子債権 高橋 昌也 - 税理士(2022/08/08 08:00)

色々と大変だが、うまくいったときの成果はスゴイ 高橋 昌也 - 税理士(2022/07/16 08:00)

法人を使いこなす 高橋 昌也 - 税理士(2021/11/19 08:00)

気が付くと膨らんでいく生活費 高橋 昌也 - 税理士(2021/05/27 07:00)

職人ではなく起業家を目指そう! 平 仁 - 税理士(2011/12/01 08:00)