- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
○年金金額が加入時に確定する年金です。
ご存知のとおり、確定拠出年金は運用成績によって受取額が変わります。でも、此方は予め分かりますので、老後のキャッシュフローに反映でき、老後の生活設計が容易になります。加入は終身年金及び追加で確定年金に加入できます。
○掛け金の一部が毎年お手元に戻ります。
毎年の社会保険料控除は掛け金×税率が運用利回りに為ります。また、収入によっては税率が1ランク下がる場合も有ります。
国民年金基金のホームページにも掲載されていますが、課税所得金額が400万円くらいの課税所得で、年間30万円の掛け金で、所得税が約6万円軽減されますので、投資信託の販売手数料として、考えると約20%の販売手数料が戻ってくることになります。
自営業の方は、この社会保険料控除の有利さは身をしみてお分かりのことと存じます。
○年金受給時も、国民年金や厚生年金等の年金と併せて公的年金等控除の対象です。
ここでも、公的年金控除×税率の運用益が得られます。
○遺族一時金も付いています。
保障期間のある終身年金A型と確定年金1型、2型、3型に加入している型が年金を受け取る前に死亡した場合には加入時年齢と死亡時年齢及び死亡時までの掛け金納付期間に応じた額の遺族一時金を遺族が受け取れます。
従いまして老後資金の形成対象の1番目に、国民年金基金を選び、
1口目の終身年金と2口目は確定年金をお選びになるようお勧めします。
なお、若いときの加入が掛け金が安くなりますので、独立して経営が安定した場合に、一考してみましょう。