「松下さん、お顔が怖いです!」 - 各種の人材育成 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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「松下さん、お顔が怖いです!」

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「松下さん、お顔が怖いです!」
  

半沢コーチのフィードバックは、いつも私に、新しい気づきを与えて下さいます。


私が受講しているヴォイスコーチングは、受講生の持つテーマ、ゴールに向かって、

それを如何に高いレベルで達成させるかが、コーチングの目的になっています。

一般的な、ヴォイストレーニングとはチョット違います。

受講生によっては、カラオケトレーニングをするようですし、

発声練習が、基本になっているケースもあるそうです。


私の場合、私のセミナーの聴講者が、私のセミナーで新たな気づきとその日からの行動エネルギーを得る為に

品質の高いセミナーが実施出来るようになること、が目標です。

ですので、ヴォイスコーチング当日は、私が、実際に教室でセミナーをして、

それに対して、コーチが、フィードバックをして下さる方法を採っています。

その中で、私が気づいていない、もしくは、すっかり忘れてしまっている「そもそも」を引き出して下さるのが、

半沢コーチのヴォイスコーチングなのです。


で、、、、、

「松下さん、お顔が怖いです!」

これは、セミナーの立ち上がりをデモンストレーションしていたときに言われました。


自分としては、受講者にプレッシャーをかけるつもりもありませんでしたし、

叱るとか、怒るとか、苛つくとか、追い詰めるとか、、、、

もちろん、そんな感情は、全くありません。

なのに、怖い顔をしていたのです。


自分が意図していない表情で相手に、相手に意図していないプレッシャーを与えている。


ショッ~~ック~~(>_<)   ※久々の顔文字・・・


そんな意識ではないはずなのに・・・何が、そういう表情にさせているのでしょうか?

その表情は、私が、サラリーマン時代に良くしていた表情です。

仕事やコミュニケーションがうまく行かないとき、

自分の想いが上手く伝わらないとき、

自分のペースを乱されたとき、

誤解されたとき、

思い出すのも嫌な表情をしていました。


私のすぐ近くにいる部下達は、私の性格を把握してくれていましたので、そんな時にいつも的確にフィードバックをしてくれていました。

「松下さん、怖い顔をされています」と、

しかし、たまに仕事で絡む程度の人は、私の一部しか知りません。

松下さんは、怖いひと・・・その方達は、そう言う印象を持っていました。


もう少し理解してくれた人は、

「明るく楽しくやさしい松下さん、の時は、近づいて話をしたいけれど、

厳しくて怖くて怒っているような松下さん、の時は、近づかないようにしています。」

と言ってくれました。


執行役員という仕事の責務上、ミッションや目標の徹底は、自分に課せられた大切な仕事です。

そこには、何が何でも達成しようという強い意志があります。

その為の真剣さが、深刻さになって相手に、かなり強いプレッシャーを与えていました。


でも、自分自身は、そんな時の自分を、好きになれませんでした。

なので、明るく、楽しく、面白く、そして、だらしくなく、お茶目な自分を出したいと思っていました。


そして、独立をしてからは、厳しくプレッシャーの強い自分を出さなくても良くなったことに、とても身軽感を感じていました。

なのに・・


「松下さん、お顔が怖いです!」(笑)


この表情をしたときの私は、セミナー冒頭で受講者に話しかけ、問いかけたシーンでした。

「いかがですか?」

「どう思われますか?」


この時の私の心理状態は、

相手に問いかけながらも、

「自分が想定したと反応と、違う反応が来ても上手く対応出来るようにしよう」

と言う、頭が高速回転をし始めている状態でした。

コーチング的に言うと、

相手が話をしているときに、自分のことを考えている状態

つまり、「自分軸状態」だったのです。


なので、かなりの緊張感が私を襲っています。

私は、既に臨戦態勢です。

戦いに臨む私は・・・・「怖いお顔」になっていたのです。


相手にプレッシャーをかけたくて、受講者に話しかけている訳ではありません。

お互いに共感し、より一体感を持つ為に、話しかけているはずです。


でも、私は相手と戦っていました。

語りかけが、攻撃になっていたのです。


「そもそも、松下さんのセミナーでは、何を感じ、何をお持ち帰り頂きたいのですか?」

大切なキーポイントに気づき、その日からの行動エネルギーをお持ち帰り頂きたいのです。


その為にする私の問いかけの時の姿勢は、

相手の話を聞く、

ではなく、

相手の話を聴く、

耳+眼+心 で聴くことです。


私はコーチです。

コーチの心構えは、相手を相手として認め、それを受け入れる、こと。


最後までしっかり聴けば、想定外の対応なんて何でもありません。

どう言う反応があっても、それは相手でありそれを認め受け入れれば、戦う必要はありません。


「まずは受け入れろ」

元船井総研の宮内亨先生がいつもおっしゃっています。


今回のヴォイスコーチングでは、自分のセミナーに対する「そもそも」を思い直すことが出来ました。

半沢コーチ、ありがとうございました。


自分の声に気づきを与えて下さる半沢コーチの公式HP はこちら

http://koetore.com/wp/

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