エゴの根本は四煩悩にあり! - コラム - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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エゴの根本は四煩悩にあり!

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徒然日記

私が今まで何度もお伝えしてきているエゴを薄くしていくということ…。

「そのエゴって何なのよ?」

という人が意外と多いように感じたので、
エゴの根本となる四煩悩をお伝えしていこうと思います。



四煩悩とは以下のようなものです。

1.我癡(がち)
2.我見(がけん)
3.我慢(がまん)
4.我愛(があい)



それでは、一つ一つ説明していきたいと思います。

まず「我癡」は自分の本当の姿を知らない…ということです。

別の言い方をすると、ものの道理がわからないということになります。



本当の自分というものは多くの人の助けを受けて生きている自分であり、
その上に歪んだ自分を作り上げているだけなのに、
それを知らずに自分のことをたいそう偉いもののように錯覚してしまいます。



この「我癡」によって作り上げた実体の無い自分の虚像に執着し、
実体があるものと思い込み自分勝手な主張を行うことが「我見」です。

自分ルールを勝手に作って、狭い見方を相手にも押し付けようとしてしまいます。



人に負けまいとハッタリをきかせたり、強がったりするのも「我見」がさせるわけです。

その「我見」に自らが気付いているかどうか…というのが大切です。



「我慢」は文字通りの意味なのですが、
他の人と自分を比較して相手をあなどるという慢心のことです。

慢には七つあるのですが、七慢に関しては記事にしたことがありますので、
下記の過去記事の方をご参照下さい。

【七慢を捨て器の形を変えていく!】



最後の「我愛」は、自分のみをひたすら愛し続けることです。

別の言い方だとナルシストということになります。

ギリシャ神話のナルシスという神様は、
水に映った自分の姿にほれぼれとして溺死してしまったと言われています。

美男美女に関わらず、人は自分を愛し続けるものですよね。



この四煩悩は、どんな方でも思い当たることがあるのではないでしょうか。

エゴの根本が四煩悩だとお伝えしましたが、
四煩悩の根本はものの道理を知らないということなんですね。



自分の本当の姿を知らない(我癡)が故に、偏った見方(我見)をするようになり、
高慢(我慢)になったり、うぬぼれ(我愛)を持ったりするようになるというわけです。

四煩悩は潜在的なところで働いているので、自分では知らない内に、
周囲に自分の考え方を押し付けたり、不愉快な気持ちにさせてしまうんですね。



そして、四煩悩に共通しているものは、
自他を分け、「自分は自分だ!」という気持ちを固定化しているということです。

以前、インドの昔話を記事として書いたことがあります。

【あなたにとっての神様とは?】



自他一体ということが腑に落ちれば、エゴも薄くなっていくと思います。

誰のためでもなく、エゴを薄くしていくのは自分のためなんですね。

自分の中にある温かな心や美しい世界を見失わないようにしたいものです(^_-)-☆



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