- 坪内 康将
- 独学指導者
- 愛知県
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
世の中は、選択の連続です。
進路のような大きな選択から、今日の夕飯、どちらの品から食べるか・・・という細かいものまで選択しています。
あなたは、なにから食べようかな・・・と2、3分悩むことはないでしょう。そういった「無意識」に選択しているものもたくさんあります。
しかし、進路選択など、重要な選択になったときは、みなさん「理由」を考えると思います。
例えば、志望校。
行きたい高校、大学が全くない状態から、最終的に1つに絞っていきます。
そういった重要な選択で、大事にしてほしいのが
「理由の数」です。
「近いから・・・」
「そこがレベル的に・・・」
志望校を決めた後、生徒に聞くと返ってくる言葉です。私は、「理由の数は比例する」と思っています。
1つしか理由がないということは、そこまで自分のなかで重要だと感じていないかもしれません。
逆に強烈な1つがあれば、そもそも迷うという状況にさえなっていないと思います。
「自宅から通える距離」「学力レベル」「入りたい部活がある」「校則が厳しいから真面目な人が多い」「大学進学する雰囲気がある」「先輩が通っていて楽しそう」
理由は、挙げたらキリがないくらい、探すことができます。
もし、進路など大きな選択を迫られているときは、理由の数を増やすようにしてみてください。
そうすれば、意志も固まります。まだ迷っているときは、その理由が少ないかもしれません。
ただ近いだけなら、他に近い学校もあります。
ただ経済学部というだけなら、他の経済学部もあります。
私は、この「理由と思いの比例」を、保護者の方やスタッフと面談や面接をする際に応用しています。
私「なぜ、塾屋を選ばれたんですか?」
保護者「家から一番近いからです・・・(終わり)。」
もちろん、最初の面談で1から聞いて判断・・・というのはあるかと思いますが、その方(そのご家庭)の塾に通うことの重要度が垣間見えるシーンだと思います。
塾選びで悩む方は、増えています。
一方で、悩まない方も増えています。
つまり、「近い」「安い」「○○さんが行っている」だけで決めてしまう方が増えています。
塾屋には、塾選びでお悩みの方からメールやお電話をいただきます。これまで北は青森、南は鹿児島県の方から相談をいただきました。
もし、頼れる人がいなければ、ご相談ください。
また、これからどこかの塾に入ろうとお考えの方は、
その塾に問合せをする際の電話やメールで、
「理由」をいくつか(あれば・・・ですが)伝えてみてください。
お子様のことを考えている塾なら、その理由の数で
保護者の方の思いの強さや熱心さが伝わります。
きっと、お困りの保護者の方の思いに応えてくれるでしょう。
最初の電話やメールには
「理由をたくさん書いてみる」
これを覚えておいてくださいね!
長くなったので、最後にもう一度
↓
迷う、意志が固まらない、決断できない
そんなときは「理由を増やす」を考えてみてください。
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