- 西田 淑子
- サクセスインサイド・コミュニケーション 代表・コミュニケーショントレーナー
- 大阪府
- ビジネスコーチ
対象:コーチング
仲がいいと、そのうちに、動作が似てくるし、何かが似ていると、仲良くなる可能性が高くなります。ということは、動作やしゃべり方や声色を似せることで、仲良くなる可能性が高くなります。共通項目が多いほど、好意的になる可能性が高いということです。例えば、あなたが男性であれば、意中の女性に動作をあえてシンクロしてみることによって、女性はあなたに好意を持ってくれる可能性が高くなります。
しかし、それがあまりにも見え透いたり、露骨であったりすると、可笑しな人と思われる可能性もあります。どうなるのかはやってみなければ、分かりませんが、何もしないで悔いを残すより、何かをして、どうであれ結果を得る方が、すっきりするんじゃないでしょうか。
私の友人の男性で、会社内の別の部署の女性を好きになったとき、日に何度もその部署に行っては、「○○ちゃん~」と声を掛け続け、プレゼントを渡し、飲み会に誘い続けました。その○○ちゃんは、最初は、しつこいと、嫌そうにしていましたが、結局は結婚しました。継続する事って力になるんですね。
何度も何度も会えば、好意を持つようになるのが、私たちの自然な機能です。「単純接触効果」と言われ、1968年に、アメリカのロバート・ザイアンスが発表しました。「ザイアンスの法則」とも言われます。何度も繰り返し、接触したり見たりしていると、好意を持つようになる、ということですが、好意を持つ、というより、慣れるのでしょうね。慣れると今度は失うのが怖くなる、それで確実に自分のものにしたくなるのかもしれません。
(調和力1-3に続く…)
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