- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
人は思い通りにならない。
1歳以前の赤ちゃんの洋服は、やたらとボタンが多い。
チャックのものは余りみかけない。
確かにファスナーをあげたりさげたりする「つまみ」
の部分が、どんな拍子で赤ちゃんを傷つけるかわからない。
だからボタンのものが多いのだと勝手に思っています。
朝、パジャマから洋服へと着替えさせることがある。
生後10ヶ月ぐらいで、
さあ、「お着替えだ」と思って横にすると
泣き出すことが多い。
抱っこしていれば泣かないのだが、
どうして下に置いただけで
こんなに泣くのかといつも不思議です。
でも、泣いてもわめいても、お着替えはしなくてはいけない。
床にバスタオルを敷いて、その上に寝かせ
からだよじり、たちあがろうとして、とにかく思うにならない。
こちらの予想を次から次へと裏切っていく。
それで、ボタンが多いときます。
いったい何個ついているのでしょうか?
首の下から足の部分まで全部ぼたんですので、
20個くらいでしょうか?
これがまた、小さなボタンでひとつをとめるのに
とても苦労する。
赤ちゃんは、動き続けているので、なかなか止められない。
妻は朝食をつくるのに台所にこもっている。
いつだったか着替えさせるのに
10分以上かかってしまったことがある。
大人しく横になってくれれば、3分で終わるのに・・・。
ホントに思い通りにならないと少しイライライして、
着替え終わった時には、大きなため息ついて・・・。
でも、子育てをしながらそういった
「自分の思い通りにならない」
という経験をすることがとても大切なのだと思う。
心理学などを応用して「人を動かす」「部下を動かす」
という発想があるが、それは操作主義で、
人間を操ろうとする意図がそこにはある時、
人は自然のもので「思うままにならない」
という謙虚さを大切にしなければならないと思う。
子育てはその原点を徹底的に教えてくれる。
EARTHSHIP CONSULTING