- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
埼玉県さいたま市にて進行中の家の上棟式に参加。設計主任の佐野と田部井、そして担当していただいている大工さんの石黒さんとニシコリさんの5名で出席させていただいた。お施主さんほうはご夫妻とお友達の3名だ。これから始まる予定のセルフビルドのお手伝いをしてくれる予定のご友人ということで、セルフビルドのことなどについてお話をさせていただいた。
さて、この建築では最後に薪ストーブが取り付けられる予定である。右側の写真は煙突が屋根を貫通する部分の下地工事の様子だ。現在は仮にベニヤ板で蓋をしてあるが、最終的にはここを丸パイプ状の煙突が貫通し、その周りをふさぐ板金の屋根が貼られることとなる。煙突自体は丸いパイプの形状をしているので、昔のサンタクロースの煙突のように中ががらんどうというわけではないのであるが、屋根の上の煙突、なかなか良い響きだ。「何で薪ストーブなんですか?」の質問に答えたご主人の「だって楽しそうジャン」、この遊び心が大切なんだ。