- 藤原 純衛
- 転職コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
前職での話しです。
事務職をしていた女性が結婚を期に退職しました。
このあとどうするのかを聞いたら「結婚してもしばらく時間があるので、昔から興味を持っていたお菓子つくりの専門学校に行く」とのこと。
料理教室ではなくお菓子屋さんレベルの本格派に就学し、調理師資格を目指すのだそうです。
お菓子屋さんでも調理師資格を持っていると、「子育てが終わって再就職」のときでも断然有利になるとのこと。
そこで職場で話題になったのが、まさに「出産後の再就職」です。
この場合「子育てが終わって」または「子育てしながら」です。
新聞の折込に掲載されている事務職のパート。
昔なら正社員が行ってきた事務業務も現在は時給800円でパート・アルバイトで賄えるようになった時代ですから、正社員の仕事も厳しくなってきたんじゃないでしょうか。
「家庭に入ってから再就職」
パートするにもいい時給が取れる。
ブランクを感じさせずに正社員になれる仕事って、何でしょうか?
こういうことを結婚当初から考えて専門学校に行き始めた同僚(本人は「趣味の専門職化」みたいなことを言ってたけど)にもエールを送りたい気持ちです。
で、その時およびその後我が家や友人と話したときに出たこと。
・パソコン技術を生かして、パソコンスクールの先生
あくまでパソコン。
COBOLやUNIXでは数年のブランクでも復帰が難しいし「子育ての片手間」程度では仕事がもらえないのでは?
・子供相手のピアノや英会話の先生
我が家の子供は同級生のお母さんですが、外語大出身・英語の教職をもってい
る人に「子供の英語」を習ってました。
何か、フランチャイズみたいなのがあって、教え方の指導や外人講師の融通もしてくれるようで、生徒募集に「外語大出身・英語教師の資格」は訴求点になるのだそうです。
カミさんの妹は薬剤師。
ダンナの都合で転勤を繰り返したのですが、転居先それぞれで苦労せずに仕事に就けたそうです。
本人は病院の薬剤師を希望していたものの、求人で多いのは「調剤薬局」で販売業務も多かった。その点の不満をのぞけばという条件付きですが。
そうそう。この義妹のように、「ダンナの転勤にあわせて転居・転職を繰り返す」方も多いわけで、ここでも「既婚者の就職」はつきまとう訳ですよね。
看護師の再就職ではどうでしょうか?
交代勤務のローテーションと保育園の時間との調整なども大変なので「訪問看護師」の二ーズに見合うと聞いています。
ちなみに、こういう話をいろんな人としているうちに、いちばん「手に職のな
い人」が自分自身であることに気づいて愕然とした次第です(^^;
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