あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「プレゼンテーションのコツ」の一つが相手の五感を刺激することです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を最大限に活用して、プレゼンテーションに幅や深さをプラスしませんか?
視覚からの刺激は脳を活性化させます。
プレゼンテーションを最大限に演出するには、スピーチにプラスして、五感を刺激するツールを有効活用しましょう。
色が持っている特徴やイメージ、効果などをご紹介していきます。
今回は赤色に黄色を混ぜた「橙(オレンジ)色」です。
◆ 橙(オレンジ)色の特徴 ◆
オレンジはカジュアルな色の代表です。
赤よりは優しく、黄色よりは強い印象を与えます。
そして、家族をイメージさせる商品や、スーパーや大手食料品店などコーポレートカラーにも多く利用されています。
1. 暖色
温度を感じる色、時間が長く感じる色
2. 進出色
実際の距離より、前に出て見える色
3. イメージ(印象)
夕日、オレンジ、蜜柑、人参、柿、杏子、ハロウィン、実りの秋、陽気、元気、にぎやか、楽しい、明るい、美味しい、親しみがある、家族、仲間、など
4. 効果
プラス効果:仲間意識や家族意識を強くする
マイナス効果: 筋肉を緊張させる
5. 使い方
・家族を連想させる商品のイメージ戦略
・家族のような温かさを伝えたいとき
・家族のような濃い人間関係を築きたいとき
・仲間という一体感を出したいとき
・カジュアルさをアピールしたいとき
オレンジ色と橙色(だいだいいろ)は同じに表現されたり、違うと区別されたりしますが、
今回は同類として取扱いました。
日本の伝統色では、橙色の他に、柿色、人参色、、蜜柑色、杏子色もあります。食べ物から名前が付けられているのも特徴です。
食品をイメージさせる、食欲を活性化させるときに使うのも有効です。
・あなたの資料にオレンジ色を効果的に使うとしたら、どの部分ですか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
プレゼンテーション 100 ~興味をもってもらう3つの切り口~(2013/08/05 13:08)
プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~(2013/07/15 11:07)
プレゼンテーション 96 ~自分の言葉で伝える~(2013/07/08 11:07)
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