発端は当時任意共済と呼ばれていた相互扶助組織です。
当時は関係業法の整備がなされておらず、無認可共済・
根拠法の無い共済とも呼ばれていました。
純粋に保障事業を行っているところが大多数でしたが、
制度を利用し、出資法違反や連鎖販売がなされたりとトラブルも
あったため、法制化されました。
ミニ保険会社の正式名称は小額短期保険業者と呼ばれ、
小額(1千万円以下)で短期(1〜2年以内)の保障事業を行えます。
大保険会社では引受けの難しいニッチ(隙間)な保険商品や、
リスク限定して従来の保険よりも価格を引き下げて販売できること
などが最大のメリットです。
ちなみに過去設立されている共済全てがミニ保険会社化するのではなく、
学校法人など、一部条件付で共済会のまま運営することも認められています。
昨年末までに11社がミニ保険会社として財務局に登録され、
今後益々増加するでしょう。
当社でも糖尿病の方でも加入できる生命保険・医療保険を発売している
エクセルエイド少額短期保険会社の商品を販売しています。
ちなみに現在日本の保険会社数は100社程度ですが、
米国・欧米とも3〜4000社存在しています。
世界的に見ても保険大国と呼ばれる日本。
今後ますます保険会社数は増えることでしょう。
これからはミニ保険会社も検討してみてはいかがでしょうか?
●参考:日本小額短期保険協会
http://www.shougakutanki.jp/
保険選びのコツ