英語でサイエンス

Scientific Method を使い実験やリサーチを英語で進めて行くプロジェクトのご紹介。　生徒たちが大喜びで取り組むプロジェクトです。

自分で「なぜ？」から考え、Scientific Method に従い、論理的科学的に結論に近づいていく過程を、英語で体験するこのプロジェクト。　脳にCritical Thinking の基本を作って行きます。

大体一回につきひと月程度かかりますが、一回のセッションが終わるごとに、生徒の考え方がどんどん論理的・科学的な英語に近付いて行くのが実感出来ます。

現在進行中のセッションは、Working Memory についての科学的研究。　　一度覚えたものを意識的に一時保存する部分の働きを調べます。

人の記憶方法は様々です。　一度見ただけで詳細まで記憶するのが得意な人と、耳から入った情報を記憶することに長けている人と、色々です。　Working Memory の中でVisual な記憶とAuditoryな記憶がどう保存されていくのでしょうか。　また、どちらの記憶が得意な人が多いのでしょうか。　それはなぜでしょうね。

自分の記憶の特性を知ることで、試験準備がもっと効果的に出来るようになるかもと、生徒たちは隠れた成果も期待しているようです。

1週目は、まず準備。　どんな実験をするかを考えて、dataを書きこむための表を自分たちで考えました。

記憶力を試すために使うのは、7ケタのランダムな数字。

さぁ、ここでランダムの意味を数学的に理解することになりました。

数学専門のEnglish Native Speaker の説明を聞いて、それぞれにコンピュータープログラムを使い、ランダムな7ケタの数字を書いて行きました。

来週はいよいよそれぞれのクラスメートを使った実験です。