次に進む人からいただいた勇気と元気。ありがとう。

今日は、コーチングの仕事で、市内の顧問先に伺いました。社内で、あらかじめ予約をしておいていただき、個別のセッションをするというシステムです。当初は戸惑いを見せられた中間管理職の皆さんですが、少しずつですが、成果があがり、行動や思考が変化した方を多くお見受けすることができるという、とても刺激的なお仕事の1つです。

最後の方とのセッションを終えて失礼しようとした時、何か呼ばれているような気がして、玄関ホールではなく、別の出入り口から退出させていただこうと思い、部屋の中に入ると、笑顔で「お疲れ様！」と声をかけてくださった社員の方がいらっしゃたので、「ありがとうございます。まだ、戻られないんですか？」と、返事をすると、「実はさ、僕、東京に戻ることにした」と、転職されることにしたというお話しを始めてくださいました。

東京から顧問先にいらっしゃった最初の挨拶を交わした時から、なぜか、その彼には軽口をきくことができたのですが、それは、彼の笑顔と、優しく何でも受け入れそうな雰囲気からだったことを思い出します。

コーチングのセッションをすることはありませんでしたが、行き・帰りに少しの時間、立ち話をすることも多く、穏やかな時間を楽しませていただき、元気を分けていただいていました。

新しい仕事にかける情熱を、珍しく熱く語る彼。イキイキと次の仕事をする姿がイメージできるお話しぶり。
一生をかけて、困難にも立ち向かえそうなくらい、楽しい仕事になりそうだと話されると、確かに、彼は、どんな壁も、どんなに高い塀も越えていくだろうと、予感させてくれました。

目標を持つということが、人をどれほどエネルギッシュにさせるか。

目の前で見せていただけた素敵な短い時間から、明日も頑張ろう！という勇気と元気を頂きました。

何をしたいかわからない人。
欲しいものがないか、またはわからない人。

そんな人が多い時代に、一生をかけられそうな仕事と出逢える人もいる。

悲喜こもごもな人の生き様ですが、人を元気にさせることができることは、何よりも幸せなことだと思います。

生きるには、少々の勇気も必要で、それは、人からいただける場合も多いようです。

今日は、わたしが勇気と元気を頂きましたが、明日は、わたしが誰かにそれをおすそ分けできたらいいな、幸せだな・・・と思います。

人生は、常に止まらず、進むもの。次に進む人からいただいた勇気と元気をお伴に、
あしたも全力投球、進みますね！