- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
お盆は、ご先祖様が 里帰りする日です。
改めてご先祖様に感謝したいものであります。
地方では旧暦で致しますので8月ですが
東京のお盆は7月13〜16日(15日)です。
ご先祖様が、迎え火(おがら)の煙を目印に帰ってこられます
そして送り火に乗って天に帰られると言われます。
来るときは、少しでも速くということで 馬に見立てたキュウリが供えられます。
帰りは、別れを惜しみつつ、少しでも遅くお帰りいただくということから 牛に見立てた茄子が供えられます。
仏壇をきれいにして、盆提灯を飾ります。
精霊棚に先ほどのキュウリとなすの精霊牛馬を飾り、お供え物を致します。
おがら(皮を剥いだ麻の茎)をほうろくに入れて火を焚きます。
都会ではなかなか見られなくなりました。
盆踊りをする風習はまだ残っていますが、意味を知ると、その処し方も変りますね。
このコラムに類似したコラム
コンラッドのラウンジ 田中 郁夫 - 研修講師(2012/08/11 23:47)