- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
インターネットにつなげることそのものが危険で怖い
両極端な話ですが、中小企業の方々とお話をすると、よくお聞きする言葉です。
中小企業はITを活用すれば、インターネットを積極的に活用すれば、儲けを増やすことができる。経営を大きく変えることができます。
しかし、IT活用とか、インターネット活用は、それほどインパクトのあるものなのですが、同時にセキュリティ対策も必要となるものです。
なぜなら、ITによって便利になるということは、瞬時に、大量の情報の受け渡しができる様になるということ。それが社内で活用されているだけなら、それこそITの有効活用であり、経営によい効果をもたらします。
しかし、外部に漏れてはいけない情報も、瞬時に、大量に流出してしまう可能性を持っているということを認識しておかねばなりません。
便利になればなるほど、脅威も増えているのです。
情報は積極的に活用するべきです。
そのためにITは非常に有効なツールとなります。
同時にそれは経営に大きなダメージを与えることもありえる、脅威をも増えるということでもあります。
もちろん、必要以上に怖がることもナンセンスです。
セキュリティ対策の基本は、「知る」ということ。
「知らない」から怖い。それだけなのです。
経営者自らが学ばなければ、IT活用も、インターネット活用も、セキュリティ対策も進みません。
動物は火の怖さを知っています。
火を恐れているので近寄ってきません。
ですが、人間は火の力を知り、使いこなすことで発展しました。
是非、ITやインターネットの力を知り、リスクを回避する基礎知識を身につけて欲しいと思います。
そして、自社に上手に取り入れて、「勝つ」会社になって欲しいのです。
そのためにお力になれればと思います。