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西内 純
メープルFP相談室 代表
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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昨日のニュースで、昨年度の国民年金保険料の納付率が過去最大で58.6%まで下がったと厚労省が発表したとの報道がありました。全額免除や猶予を除外しない実質的な納付率では40.8%とのことです。

昨日ブログに書きましたが、いかに非正規労働者にとっては大変な負担額であるかと言うことと、国民年金保険に対する信用がなくなっているかを如実に表しています。


しかしここまで納付率が落ちると、国民年金が成り立たないと考えるのは早とちりです。被用者保険である厚生年金、共済年金等もあるので、日本国全体でみるとまだ9割弱の納付率はあると言えます。

又過去積み立てた保険料は100兆以上ありGPIF(年金積立金管理運用機構)で運用されています。


確かに今後益々国民年金の払込保険料と年金支払額とのバランスが悪くなってきますが、今回の「税と社会保障の一体改革」でも消費増税分が基礎年金二分の一の国庫負担分にも充てられると明記されていますので、そんなにおかしな事にはならないと思います。


収入が少なく、どうやっても一万五千円近い保険料が払えない方は保険料免除の申請をして下さい。保険料未払いで一番困ることは、もし障害などになった場合に障害年金が一銭も出ないことです。全額免除や納付猶予の状態であれば障害年金が受け取れます。


又、もし、ご両親等が経済的に余裕があり、お子さんが年金保険料を払えない扶養状態にある場合は、ご両親が代わりに支払うこともできます。支払った保険料はご両親の社会保険料控除として、所得控除ができます。確定申告で所得税の還付が受けられると思います。余裕があれば検討してみて下さい。


老後の最低限の保障となる国民年金を勝手に諦めないでください。



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