- 土井 健司
- 土井経営研究所 代表
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
例として、15年間、毎年100万円を3%で運用すれば、運用成果は1,860万円であるが、30年間毎年50万円を積み立て3%で運用すれば、その運用成果は2,379万円になる。運用額の総計はどちらも1,500万円だが、結果は519万円の差となり、投資元本の35%の差が出てきてしまう。長期運用投資に対する考え方は、この複利効果を活用することが重要である。
一方、逆に中期の借入を行うと、この複利効果が逆効果になって現れる。したがって、住宅ローンの借入期間を安易に長期化させることは問題が多く、十分な頭金を用意したほうが良い。ただし、運用利回りがマイナスの場合も複利効果が逆効果になってします。