今日の朝日新聞に「勝ち残る中小企業」というコラムがある。
その中で、石油危機、円高など中小企業に厳しい状況を乗り
越えてきた企業。
破綻企業と発展した企業の違いを、次なる世の中のニーズを
早く理解することと言う。
時代の流れを読む経営。
このことは、流行りの業態に変えることではない。
世の中のニーズを読み取り、取り入れながら対応することと
理解している。
それなのに、常に今は何が流行っていると流行を追いかける
飲食店。
手軽に飲み食いできることが受けて流行っている飲食店。
それなのに、客単価を上げることを考えても上手くいきません。
リーズナブルでボリュームがあることでお客様の支持を受けた
のに、お客様が増えたら微妙に量を減らした飲食店。
お客様はバカではありません。
一年以上も、いつ行っても行列の飲食店。
いつ行っても同じで、裏切りません。
私は、いつも経営の勉強をしましょうと言いますが、経営の
勉強とはテクニックを覚えることではありません。
私は絶頂の後が危ないと言いますが、お店が上手くいった
後が危ないと思っています。
まだ多店舗化していないのなら、自分がお店に出てしっかり
お客様を見なければ。
地に足をつけて経営しなければダメなのです。
勉強と称していつも出かけていませんか。
私たち中小企業は、勉強あるのみですね。
皆様の健闘をお祈りいたします。
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税理士森大志のマスコミ掲載、執筆、連載
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