美容室の経営・勉強も大切だがお客様を見ないで何を見る！

先日、ある勉強会に来ていた美容室経営者の噂を聞いた。

その経営者は、最近独立され意欲満々の方です。

私も話を聞いたことがあるが、３年で５店舗にしたいと言って

いたのが忘れられない。

本人は一生懸命で、色々な勉強会に顔を出しているようです。

でも、でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・？。

そのためかどうかわからないが、お店にいないことが多い

そうです。

まだ１店舗の経営なのに、多店舗化している経営者のような

行動です。

多店舗化している経営者は、それぞれのお店に店長がいて、

場合によってはマネージャーを置き経営している。

１店舗の経営では、まず足元を固めることが大切なんです。

地に足をつけた経営ですね。

いま来店しているお客様を徹底的に分析する。

それは、商圏の分析をすることでもあります。

どこからお客様が来ているのか。

お客様の来店が少ない地域は、強力なライバル店がある

かもしれません。

ライバル店がある場合は、どのようなお店なのか。

メニューは、価格はどうなのか。

お客様の年齢層はどうか等々、調べることは沢山あります。

また、自店のどのような施術、メニューの人気があるのか。

場合によっては、アンケートなどでお客様の声を聴くことも

必要でしょう。

とにかく、自店のお客様の顔が浮かぶくらい徹底する

ことが必要です。

あの、大手家電量販店ヤマダ電機の山田昇会長は、

独立開業前に近隣の２万所帯を調べたと言います。

家族構成から、家電製品のメーカーなどあらゆることを

確認したのです。

お客様の顔と家族構成がすぐに浮かぶくらい徹底し、

独立した時は数百件のお得意様がいたそうです。

それも東京ではなく、隣の家が近くにない場所もある群馬県

でです。

開業間もない経営者の方は、まず足元を固めましょう。

皆さまの健闘をお祈りいたします。

私たち中小企業は、勉強あるのみですね。

（当然ですが、仕事に影響がないように）

皆様の健闘をお祈りいたします。