- 佐藤 千恵
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対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
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シンプルに優先順位をつける~モラルハラスメント
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モラルハラスメント被害
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
* * * * * *
自分が夫から受けている被害が
モラルハラスメントという暴力だと気付いた後。
これからをどうするか、
離婚するのかしないのか。
共存できるのかできないのか。
夫のモラハラを治せるのかどうか。
あらゆる選択肢や方法が頭に浮かび、
まずは何から手をつけたら良いのか、
何から解決するべきなのか、
そもそも自分が選んだ方法で正解なのか、
何がなにやら、とても混乱する時期があると
思います。
まずは考えて、
そしてどうするか決めないと行動に移せないと
分ってはいても、
その決める方向性すら見失ってしまうのだと
思います。
夫からモラハラという、心に対する重大な
暴力を受けながら、
これらの事をお一人で考え、決める事は、
被害者妻にとってはとても負担の大きい事だと
思います。
できれば、一人で抱えずにご相談にいらして
頂きたい所ですが、
状況的にそうは行かない方も多いと思いますので、
今回は、この時期に考えたり決断するのに
多少は役に立つのではないか?と思う考え方を
お伝えしようと思います。
その考え方とは。。。
「シンプルに優先順位をつける」
事です。
文字で書くとたったの一行ですが、これが結構
簡単そうで難しいかも知れません。
事務所にご相談にいらっしゃる被害者妻の
立場の方は、
多くの人や物、事について責任を取ろうとしたり
考えすぎている事が多い印象を持っています。
もちろん、出来るだけ多くの事について責任を
果たそう、
期待に応えようと考える事は、
非難される事ではありません。
ですが、中にはそれが困難な時もあります。
そんな時には、やはり優先順位をつける必要が
あると考えています。
優先順位を考える中で、
例えば、ご相談者さまの中には
「夫に治療を受けてもらって、夫婦としてやり直す」
事を望まれる方もいらっしゃいます。
被害に気付いた最初の頃は、この様な事を
考えるのも、無理の無い事だと思います。
(*もちろん、モラハラ加害者への治療の困難さ等を
十分にご説明します)
その他にも、
当然お子さんのこと。
離婚したら悲しむかもしれない両親のこと。
家族ぐるみで付き合っているので、きっと離婚を
残念に思うだろう友人。
結婚式に来てもらった友人や会社の上司。
家族でお世話になっている近所の人。
離婚したら引っ越して退職する事になるかも知れない
職場の人。
本当に、あらゆる人や物、事を考えて、
考えすぎてがんじがらめになってしまっている
印象の方もいらっしゃいます。
そんな時は、シンプルに優先順位をつけてみましょう。
まず、優先順位の1位に来るのは、どなたですか?
お子さんがいるケースでは、ここは多くの場合
お子さんになるでしょう。
その次は、どなたになりますか?
ご両親や友人、又は夫、と仰る方もいらっしゃますが、
優先順位1位のお子さんを守るためには、
あなたが必要です。
なので、次に。。と言いますか、第一優先と同じくらいに
優先すべきはあなたです。
その次からは、それぞれのご相談者さまに
拠ると思います。
やはり夫が大切と思う方もいらっしゃるでしょうし、
夫よりも子どもの事を考えてくれている親や兄弟姉妹が
優先になる方もいるでしょう。
お子さんとあなたの生活を守るためには、仕事を
優先にしなくてはならないケースもあるでしょうし、
子どもが学校に行っている年齢であれば、
子どもが気に入っている学校や近所の環境が
優先になるかもしれません。
ですが、ここで重要なのは、
優先順位1位と2位のお子さんとあなた。
この2人を守る事で、後の余力がどの位あるかを
冷静に見極める事です。
恐らくモラハラ被害の真っ只中にいる被害者の方は、
あまりたくさんの余力を持っている方は少なく、
何とか気力を振り絞って日々を過ごしている事が
多いと思います。
その状況で、あなたとお子さんを守った後に、
夫のモラハラを治すべく努力したり、治療をする様
説得したり見守ったりする余力はありますか?
余力が無ければ、力を貸してくれる人や環境を
優先する事が大切になるかも知れません。
まずは何を優先するか。
シンプルに考える事から始める事を
オススメします。
*とは言っても、やはりモラハラ被害に
気付いた直後は不安定になったり混乱したりします。
できれば専門家に相談して頂きたいと考えます。
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