- 太田 律子
- ゴルコア 代表 ゴルフピラティスインストラクター
- 東京都
- ゴルフピラティスインストラクター
こんにちは。ゴルコア/ゴルフピラティスインストラクターの太田です。
昨日はゴルフピラティスの魅力をお伝えしました。
今日は怪我の予防にも効果大のゴルフピラティスについてご紹介させていただきます。
ピラティスは、第一次世界大戦のときに、ドイツのピラティスさんが負傷兵向けにリハビリとして作ったエクササイズが始まりです。
私自身がゴルフピラティスと出会ったのも、腰椎椎間板ヘルニア、さらには腰椎すべり症と診断された時でした。すでにヘルニアになってからは数年たっていて、坐骨神経痛の痛みにも悩まされていた時でした。
現状からそれ以上悪化させないためには、自分の体でケアするしかない、サポーターではなく、インナーマッスルが必須。
この時に初めてインナーマッスルの存在を知りました。
今までマシンでガンガン腹筋を鍛えていたのは、逆効果だったということもその時に知り、かなりショックだったのを覚えています。
身体の内側をきたえて、サポーター代わりにすることが、ゴルフを続けることができる選択肢ということで、インナーマッスルを鍛えるピラティスを始めました。
最初は、身体はやわらかいのに、筋肉が硬くて、身体を緩めるということができず、本当に大変でした。
でも、ゴルフが続けたい、ただただ、その気持ちで頑張ったのを覚えています。
筋肉に柔らかい、硬いがあるということも、この時に初めて知りました。
筋肉が硬い!?柔らかい!?
何!?
ですよね。
でも、この柔らかさが、怪我予防にはとても大切なんです。
柔らかい筋肉だと、転んだりぶつかったりしても衝撃が少ないのですが、硬い筋肉だと、すぐに痛めてしまいます。
ふにゃふゃのこんにゃくと、ブロックを思い浮かべてください。
上から落として、くずれるのはブロック、ぶつけてもくずれるのはブロック。こんにゃくは弾力があるので大丈夫ですよね。
いざ!というときに威力を発揮し、普段はふにゃふにゃでやわらかい。でも、決してやわではないですよね。
これが理想の筋肉です。
でも、マシンで鍛えた筋肉は残念ながら、ブロックになりがち。
どんどん筋肉を大きくして、恰好よいかもしれませんが、身体の芯を守ってはくれないんです。
ゴルフのときの安定性も実は少ないんです。
ピラティス、ゴルフピラティスでは、このがちがちの筋肉ではなく、やわらかくて持久力があり、芯の強い筋肉を作っていきます。
身体の内側にしっかり柔らかい筋肉をつけた上で、アウターの筋肉をつけていくと、さらにパワーがアップします。
また、インナーマッスルをゴルフピラティスで鍛えていくと、ぎっくり腰も予防できるようになります。
怪我の予防を考えている皆様、怪我でお悩みの皆様、是非、一度、ゴルフピラティス、またはピラティスを体験してみてください。
怪我に悩んでいる人ほど、本当に大切なものだと実感していただけること間違いなしです!!
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