「やる気」には少しの背伸びが大切!
■「目標の近接性」
■「フィードバック」
という言葉が出てきました。
これについて、少し述べます。
「目標の近接性」
目標は近いものほど吸引力が強い。
短い期間での目標は、
“常に意識することができる”
ということから、効果があると考えられる。
「フィードバック」
フィードバックとは結果を確認できること。
結果の確認を短期間に区切って随時行うこと。
そのことよってペース配分ができる。
例えば、山登り。
一体、今自分が、どの辺を登っているのか?
3合目なのか5合目なのか?
はたまた頂上まで後どれくらいなのか?
これがわからないと困惑し、元気がなくなっていく。
今自分がどの辺を登っているのか、
それをいつでも確認できると、
ペース配分ができる。
そのことが心にゆとり与え思考を冷静にもする。
■「目標の近接性」
■「フィードバック」
この二つの要素が組み合わさり、
一方のチームは、それをしなかったチームに比べて
成績を伸ばしたと考えられます。
モチベーションを高めるために
「目標設定」が大事だとはよく言われることです。
この少し高めの目標というのは、
数値目標だけでなく、
例えば、アイディア会議などの時にでも
適用されるものだと思います。
わたくしの実体験ですが、
やはり、良いアイディアが生まれてくるときは、
何か簡単にすんなりと決まってしまうというより、
“もう少し”良いアディアはないかと、
意見をぶつけ、ねばり、脳に汗かいて、混沌を通り越して、
ふわっと浮かび上がってくるもののようです。
そんな時、
「もうちょっとがんばれば、なんとかなる」
という気持ちがあったのは、間違いありません。
「少し背伸びした時にこそ新たなものが生まれる。」
それって大切ですし、素敵なことですね!
*1
EARTHSHIP CONSULTING
*1参考文献:『プレジデント』(プレジデント社 2000.7.17号より)