家につての考え方。

ローコストについて・・３

家づくりの考え方は人それぞれです。

その人が考える家・住宅を建てるためには・・

私の考える家・住宅という物を作るためには・・

最低限必要な物を作るためには・・

物としての最低限の金額が必要になります。

それを逸脱する値段の家は不可能なのです。

ただ・・

建てる人によってその考え方には少し違いがあります。

どこまでやっていいのか・・

という考え方には建てる人による個人差があるのです。

たとえば・・

ローコスト住宅を、と頼まれた場合・・

うちの場合、どんなに金額的に余裕が無くてもある程度の断熱化や結露防止、安全性の確保などは最低限の必要な建物性能と考え、それの出来ない建物は申し訳ありませんがお断りいたします。

保証出来ないと考えているからです。

が・・

お客様がそれでも構わないといわれれば・・

やられる建築家や設計事務所はきっと何人もいらっしゃるでしょう。

その人が、建てる人が、つまり私が考える・・

その最低限の建物性能の限度がそれぞれ違うからです。

ということは、つまり・・

その人が、建てる人が、つまり私がその家に責任を持つということです。

責任を持たなくてもいいのなら・・

自己責任ですって誓約書でも書いてくれるのなら・・

何だってやってあげたいのですが・・

それでも、出来ないことはある。

たとえ・・

誓約書など書いたにしても・・

法律的にはその家に責任を持つのは建てた人、つまり私です。

残念ながら今の建築基準法ではそうなっている。

私の建てた家は私が責任を取らなければならないと、法律で決められているのです。

Atelier繁建築設計事務所ＨＰ

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