
- 吉武 利恵
- リリア株式会社 代表取締役
- 東京都
- 人の印象の専門家
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「プレゼンテーションのコツ」の一つが相手の五感を刺激することです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を最大限に活用して、プレゼンテーションに幅や深さをプラスしませんか?
今回は視覚に焦点をあてた「資料の図形や記号の工夫」をご紹介します。
プレゼンテーションを最大限に演出するには、スピーチにプラスして、五感を刺激するツールを有効活用しましょう。
文字の情報だけでなく、資料に図や絵、グラフを利用することで、相手のイメージを膨らませたり、記号を使い見やすくしたりと色々な工夫ができます。
◆ 資料の図形や記号の工夫 ◆
図や絵、グラフ、記号は曲線か直線で作られています。
記号で言うと、○、□、△、◇、×などが、ビジネスでは多く使われます。
1. 曲線
曲線はソフトで柔らかい、優しい印象を与えます。
人は本能で丸い形が好きです。子供は本能の無意識で反応しています。
丸い形は、危険ではない、心地よく、受け入れやすい。
子供が大好きなアニメーションのキャラクターを考えるとよくわかります。
ドラえもん、アンパンマン、ワンピースのルフィも丸顔です。
2. 直線
直線はハードで堅い、シャープな印象を与えます。
ビジネスの場面では、こちらも必要な印象です。
×からイメージされるのは、間違い、出来ないなどのネガティブなイメージです。
△は、下に接している面が広い△は安定している印象。逆三角形のように、下の設置面が点なのは不安定な印象です。
□は、特に良い悪いというイメージはありません。石やブロックなど、堅いイメージです。
対象者やプレゼンテーションの内容に合わせて、特化したり、バランスを取ったりと工夫ができます。
例えば、
・ハードな内容をアピールしたければ、曲線は少なめに
・ソフトな内容をアピールしたければ、直線を少なめに
・内容がソフトでバランスを取りたければ、逆の直線を取り入れる
・内容がハードでバランスを取りたければ、逆の曲線を取り入れる
グラフを棒グラフにするか、円グラフにするか、記号を○にするか、□や◇にするかなどで利用することができます。
曲線のソフトな印象と直線のハードな印象の双方利用することで、さらに効果的な資料になります。
・あなたが作る資料は無意識に曲線と直線のどちらを使っていましたか?
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