病院の「集客」、リピーターを色で考える - 各種の医療経営施策 - 専門家プロファイル

うえた さより
株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
マーケティングプランナー

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対象:医療経営

原 聡彦
原 聡彦
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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病院の「集客」、リピーターを色で考える

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以前にも、「病院のユニフォームの色で・・」というところでも、書かせていただきました。

今日、書いているのも無理もないのです。こちらの院長先生から、「ものすごく、好評!!」というお喜びのメールをいただきました。(日本時間の早朝)

こちらの院長先生から、「色を教えてほしい」ではなく、「その色という答えを導き出す考えを職員に教えてくれないかな?」というご依頼でした。大所帯の病院です。たかが色を決めるだけで意見がバラバラになると、本当に仕事にも左右しかねないこともあり・・・。私のセミナーや勉強会となったわけです。

たかだか、制服の色を決めるくらいで、セミナーや勉強会する!?と思われますよね?

これまでは、職員のみなさんの感覚で適当に「色」を決めていたそうです。まさか、色の効果や影響なんて、さほど大事だと思っていませんでしたよ。ほとんど「眉唾」「眉をひそめる」感じでした。

私はこちらで、病院の「集客」にも、「色」は大きく影響を受けていることなどを話しました。

制服という色も病院のコンセプトや病院のテーマカラー、院内の色、そして、組織だった考えを基に色を決める方法を説明・・・。

さて、セミナーや勉強会を受けて、メリットなぞあるのか?と思いますね。

・話題性:これまでの病院の枠を越えた制服の色。メディアの取材もあるでしょうね。

・意識が変わる:制服を見る患者さんの意識も変わります。自分たちで色を考えて決めたというところ。(院長先生はここが大きいと書いてました。)

・患者さまとのコミュニケーション:特に私が重視したのが「コミュニケーション」これまでの白の制服ではどこか話しかけづらい雰囲気があります。実は、看護士さんが一人一人の患者さまとの密なコミュニケーションをとることにより、再来院してくれるリピーターさまになってもらえる。そんな流れを考えました。

病院は、チラシで集客することもなかなかできません。雑誌などで、掲載してもどこも似たような感じになりがちです。

また、今の看護士さんにとって、就職先である病院は制服で決めていることが多いのです。「かわいい制服」がいいのです。実習中に、「この病院がいい。」とすぐに決めてくれるとリクルートにかける経費がいらないのですよね。

こちらは、「制服の色」を徹底的に考えることで差別化を計っています。

で、みなさん、この制服の色だけを見つめようとするでしょう。違いますよ。ちゃんと、病院のコンセプトをしっかり職員の皆さんで考え、そして、色におとしていく・・・面倒ですけど、この作業をしたおかげで、効果が出たのも早かったのです。



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