- うえた さより
- 株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
- マーケティングプランナー
対象:医療経営
- 中井 雅祥
- (求人とキャリアのコンサルタント)
- 柴崎 角人
- (行政書士)
以前にも、「病院のユニフォームの色で・・」というところでも、書かせていただきました。
今日、書いているのも無理もないのです。こちらの院長先生から、「ものすごく、好評!!」というお喜びのメールをいただきました。(日本時間の早朝)
こちらの院長先生から、「色を教えてほしい」ではなく、「その色という答えを導き出す考えを職員に教えてくれないかな?」というご依頼でした。大所帯の病院です。たかが色を決めるだけで意見がバラバラになると、本当に仕事にも左右しかねないこともあり・・・。私のセミナーや勉強会となったわけです。
たかだか、制服の色を決めるくらいで、セミナーや勉強会する!?と思われますよね?
これまでは、職員のみなさんの感覚で適当に「色」を決めていたそうです。まさか、色の効果や影響なんて、さほど大事だと思っていませんでしたよ。ほとんど「眉唾」「眉をひそめる」感じでした。
私はこちらで、病院の「集客」にも、「色」は大きく影響を受けていることなどを話しました。
制服という色も病院のコンセプトや病院のテーマカラー、院内の色、そして、組織だった考えを基に色を決める方法を説明・・・。
さて、セミナーや勉強会を受けて、メリットなぞあるのか?と思いますね。
・話題性:これまでの病院の枠を越えた制服の色。メディアの取材もあるでしょうね。
・意識が変わる:制服を見る患者さんの意識も変わります。自分たちで色を考えて決めたというところ。(院長先生はここが大きいと書いてました。)
・患者さまとのコミュニケーション:特に私が重視したのが「コミュニケーション」これまでの白の制服ではどこか話しかけづらい雰囲気があります。実は、看護士さんが一人一人の患者さまとの密なコミュニケーションをとることにより、再来院してくれるリピーターさまになってもらえる。そんな流れを考えました。
病院は、チラシで集客することもなかなかできません。雑誌などで、掲載してもどこも似たような感じになりがちです。
また、今の看護士さんにとって、就職先である病院は制服で決めていることが多いのです。「かわいい制服」がいいのです。実習中に、「この病院がいい。」とすぐに決めてくれるとリクルートにかける経費がいらないのですよね。
こちらは、「制服の色」を徹底的に考えることで差別化を計っています。
で、みなさん、この制服の色だけを見つめようとするでしょう。違いますよ。ちゃんと、病院のコンセプトをしっかり職員の皆さんで考え、そして、色におとしていく・・・面倒ですけど、この作業をしたおかげで、効果が出たのも早かったのです。
このコラムに類似したコラム
歯科医院をさがせるサイト 中井 雅祥 - 求人とキャリアのコンサルタント(2016/01/09 10:00)
案内サイト構築 中井 雅祥 - 求人とキャリアのコンサルタント(2015/11/02 19:00)
歯医者ドットコム 中井 雅祥 - 求人とキャリアのコンサルタント(2015/10/30 20:00)
NECネクサソリューションズ医業経営者向けのポータルサイトのコラム 原 聡彦 - 経営コンサルタント(2013/10/05 20:42)
接遇診断コラム/医院よりさすがと頼られる調剤薬局 松岡 利恵子 - 研修講師(2013/04/26 09:52)