- 森岡 篤
- 有限会社パルティータ 代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
このマンションでは、建物全体の改修と、中の1戸の住戸のインテリア改修に携わわることができました。
今回は、マンション全体の改修が紹介されています。
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建物は、1982年竣工の鉄筋コンクリートの分譲マンションです。
厚さ15mmの外壁タイルを深目地(目地無し)で貼られ、築後10年より前から一部タイルがはがれ始め、補修をした経緯がありました。
調査した結果、かなりの枚数のタイルが不良タイル(浮きタイル)であることがわかりました。
対策として、次の2つが考えられます。
・タイル全面補修
・建物全体を金属板(ガルバリウム鋼板)で覆う
後者は、外壁を変更する案で、同時に外断熱化することができます。
タイル補修案は、将来又タイルが落下する可能性があること、外断熱化のメリットが認められ、後者が採用されました。
又、エントランスホールのインテリア改修も行われました。
リフォームサイトでは、これらについて紹介されています。
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