- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
ひとまずお昼に、「ハム&チーズ jambon et fromage」サンドイッチを買いました。
がっしり齧りついておなかを満たしたら・・
オデオンのMOFショコラティエ「ジョルジュ・ラルニコルGeorges Larnicol」へ
132, bd St Germain 75006 Paris
http://www.chocolaterielarnicol.fr/
まず始めに目につくのはカラフルなマカロン。そしてシェフがブルターニュ出身であることを物語る、そば粉のガレットやパレ(分厚いサブレ)、そしてクイニャマンの数々。パッケージに詰められ、おみやげにもよさそうです。
そしてチョコレートのコーナーにはボンボンがないのです。普通なら宝石のように美しいショーケースに入れられ、鈍い光を放って存在をアピールしてくるのに!
駄菓子屋さんのように並ぶのは、割チョコ(もちろん産地別の上質な品物。私にはちょっと酸味強しでしたが)やざっくり作られたトリュフ、マンディアンなどなど。しかも量り売りの楽しさ! ずいぶんと時間を過ごしてしまいました。
このお店の隣のパサージュを入ったところにあるのは
「アン・ディモンシュ・ア・パリ un dimanche a Paris」
4-6-8, cour du commerce saint Andre 6e
http://www.un-dimanche-a-paris.com/FR/nos-activites/la-boutique-chocolat.php
パリのある日曜日、といった意味でしょうか。なんとも素敵な響きです。
奥にはモダンなレストラン、上の階には教室もあるよう。
6層もあるチョコレートのタルト。中の焼きチョコ生地もガナッシュのようなムースも、とろけるようなおいしさ!
パフのチョコレートがけ。懐かしいような味がしますが、かかっているチョコレートは上質です。
シトロネットcitronette レモンのコンフィにブラックチョコレートをかけたもの。レモンにノワールって強すぎないのかしら、と思ったら、中のレモンはとてもマイルドで、きちんとバランスが取ってありました。
オレンジの輪切りコンフィ、チョコレートがけ
口に入れた瞬間、ぱっと浮かんだのは「バレンシアオレンジ!」。ものすごくよい香りです。
ピスタチオとグリオットのケーキ
フランス的ざっくりの食感を予想していたら、意外にも非常にキメの細かいパウンドでした。日本のみたい!
本当はエクレアも美しいムースケーキも買ったのですが、移動の途中にぐちゃぐちゃに。
パリ初日、食べ歩きの勘が鈍っていたみたい・・。
しかしどれも緻密においしいケーキでした。おすすめ。
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