優しい人を選んだつもりが弱い人だった!とならないために。2 - 恋愛の悩み・問題 - 専門家プロファイル

阿妻 靖史
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優しい人を選んだつもりが弱い人だった!とならないために。2

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恋愛セラピストのあづまです。

優しい人を選んだつもりが弱い人だった!とならないために。1」の続きです。


(2)父親の「強さ」を知らない

最近思うのは、家族のために防波堤になって闘える強い父親が少なくなったのではないか、ということです。正しいこと・正しくないことに対して厳しさ を持っている心の働きをCP(シーピーと読みます。支配的な親の要素です)というのですが、このCPの説明として最近私が使うのが、

間違ったことには厳しい、肝っ玉母ちゃん

です。昔はよくCPは「父親的な厳しさ」なんて表現されていたのですが、最近では、以下のような父親がずいぶん増えたように感じています。

×正義・不正に関しての厳しさがたりない(CP的な関わりが足りない)。
×キレたり不機嫌になることはあるが、自分都合(ネガティブなFC:エフシーと読む。自由な子供)である。
×子供が「好き」ではあるが友達感覚(FC)。親としてしつける気がない。

あるいは、仕事で忙しくて家にいないというパターンもあります。

いずれにしても、親として、子供と本気で関わる、という姿勢が足りないんですね。

そのような父親不在の家庭で育った場合、強くて軸のしっかりした父親像を知らない可能性があります。あるいは、ここでも女性の見識の話になるのですが、母親が、父親のこうした男性的な面を肯定的に認めていることが教育上大切です。

自分が寂しい、自分のことをかまってくれない、優しさがない、みたいな、自分の側の承認欲求ばかり表に出して愚痴を言い、夫の強さや軸のしっかりし たところを認める発言がなかったりすると、娘は男性に「強さ」や「軸」を求めることを許可できなくなってしまう懸念があります(もちろん娘自身が途中で気 づいて母親とは違う考え方を身につけ、父親を再評価する可能性もあります)。

このような環境で育った結果、男性に「強さ」を求めていいのだということを知らずに大人になり、その結果、闘えない弱い男性を選んでしまうことは、十分あり得ると思うのです。

なお、再度書いておきますが、DV(ドメスティック・バイオレンス)を行ってしまう男性と、闘うことのできる男性の違いですが、それは、強いものには従う、という傾向の強さで分かります。DVは強いものに従い、弱いものをいじめる傾向のある男性が行うものです。

身近に、軸のしっかりした、家族のために防波堤になれる、闘える「強い」父親を見ていたなら、DV男と、闘える男性の違いなど、直感的にすぐ分かるはずなのです。


優しい人を選んだつもりが弱い人だった!とならないために。3」に続きます。

「恋愛の悩みに関するコラム:女と男の心のヘルス」

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