D107.モデュロール理論と国宝茶室「如庵」 - 住宅賃貸全般 - 専門家プロファイル

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D107.モデュロール理論と国宝茶室「如庵」

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D.営業日記

以前、ノースエステートが賃貸募集しているモデュロールという物件のコラムで、モデュロール理論(人体の大きさを基準にした尺度)に触れ、その理論を提唱したル・コルビュジエは晩年コンパクトな4畳半の庵をアトリエにした、というようなことを書きました。

「30畳のリビングもいいけれど、コンパクトな空間も妙に心地いいもんなー、庵とか茶室とか。」なんて思いつつ。

で、思い切って(通りかかって)行って参りました。国宝三名席(茶室)のひとつ有楽苑の「如庵」。

1618年に織田信長の弟さんが京都の建仁寺に作ったもので、その後東京の三井本邸に移築、そして1972年に愛知県の犬山城下に移築されました。

「国宝」「お茶室」というハイソな響きとは裏腹に、期待したのは「幼少期にキャンプのテントで感じた妙な安心感」。

そんな見当違いな期待を胸に庭園内に足を踏み入れ、国宝を目指します。

新緑の木陰をくぐり、重要文化財を横目に指定順路をずんずん歩くこと10分、国宝「如庵」を発見しました。

あったのは建物のインパクトではなく静寂。茶室内はさぞ心安らぐモデュロールな空間なんだろうと、窓から室内を覗き込んでみると・・・・

「あれ、なんかちょっと緊張しちゃう」

合理的かつ機能的、不要なものを排除し計算されつくしたバランス。一部の隙も無い空間が凛とした緊張感を生んでいるようです。ふぅ。

緊張したのでお隣の書院(重要文化財)で抹茶をいただきながら休憩しました。

東京の三井本邸に移築されたときは益田孝さんが良く使ったそうですが、もし私がお客様に呼び出され、こんな武家の茶室に通されたらビビります。待ち時間長めです。

で、実際、茶室内にキャンプのテント感はあったのかと言うと、、中に入るどころか室内写真もNGでした。国宝デスモンネ。

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