- 大槻 圭将
- 株式会社ノースエステート 代表取締役
- 東京都
- 不動産業 不動産コンサルタント
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畳敷きの廊下と言えば赤穂浪士でおなじみの「浅野さんが吉良さんに切りかかった」という江戸城、松之大廊下です。
将軍が歩く廊下なだけに、豪華に畳敷きなんですね。板(=フローリング)ではなくて。
そんな贅沢な廊下を明治村の学習院長官舎の2階和室で発見しました。
建てられたのは明治42年、当時の学習院長は乃木稀介さんです。
でも乃木さんはこの長官舎に住まず自宅から通ったと、明治村ボランティアガイドのおじいさんがおっしゃってました。
この建物、前面の一部屋分が洋館で、繋がった後ろが和館になっています。
写真はその中間の階段。そこを上ると、右の和館に畳の廊下。
廊下も、板間よりも畳の方が温かい雰囲気があり安心感がありました。お掃除とメンテナンスは大変でしょうけれど。
そこで、思ったことは「やっぱりリビングも板間(=フローリング)より絨毯の方が上質な安心感がある」ということ。これもまたお掃除とメンテナンスが大変なんですが。
これは本当に好みなのですが、そう言えば上質なホテルの居室で床がフローリングって、リゾート系を除きまず見ませんよね。
都内の上質なホテルやレジデンスも、そのグレードに比例して絨毯率が高くなります。
昨今はメンテナンスがイージーなフローリングが人気ですが、絨毯の安心感もお勧めですよ。
このコラムの執筆専門家
- 大槻 圭将
- (東京都 / 不動産業 不動産コンサルタント)
- 株式会社ノースエステート 代表取締役
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