敷地環境調査の進め方のポイント - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

宮原 謙治
霧島住宅株式会社 
工務店

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対象:住宅設計・構造

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敷地環境調査の進め方のポイント

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建築現場レポート 風通しの良い家は会話が弾む家・枚方市T様の家
■敷地環境調査は、法的規制(都市計画法・建築基準法・道路法等など)・電気ガス水道下水などのインフラ・隣地との関係(境界・窓・建物高さ・地盤高さ等など)・地盤・水位・造成の有無などだけの調査ではありません。

建築地の気候風土(日照・風の流れ・湿度・気温)や地域性(文化)・町並み・隣地(隣家)から受ける影響・隣地に与える影響を十分に調査することになります。

『隣地が空き地の時や、建て替えされる前は日当りも良く申分なかったけど、今は・・・!』

このような会話は、隣地の調査が不十分であり、将来予測が出来ていない住宅計画の産物です。このようにならない為にも、十分な敷地環境調査が大切です。


■立秋(8月7日頃)を過ぎると、残暑が8月一杯は厳しくなります。

この残暑に合わせるかのように、それまで南や東から吹いていた風が西に回りだします。
夏の西日は、ストレスを感じさせる光線ですが、この西風を上手に取り入れる窓の工夫が、ノンエアコン省エネ住宅自然通気工法の家には重要です。