- 大谷 啓介
- KCmitF 代表
- 東京都
- コーディネーター
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050-3396-8219
対象:商品企画・開発
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
2012年5月より、これまで自分が携わってきた「マーチャンダイジング」という専門分野でより多くの方々のお役に立てればという思いで、プロファイルに専門家として登録させて頂きました。
経済環境や社会的背景を含め、これはからは「何を買うか?」から「誰から買うか?」と言ったことがより重要になってくる時代だと個人的には強く感じております。生産者/メーカーからつくり手へ、消費者/ユーザーからつかい手へ人と人との関係性の意味が変化していく環境において、売る「場」や「人」の関係はどうあるべきなのか、皆様を取り巻く環境に合わせてそれぞれの正解を一緒に考えていきたいと思っています。
さて、自分がマーチャンダイザーという職種に就いたのは今から10年以上前になります。当時の職場で誰よりも経験の浅かった私は、その経験の差を埋める為にその当時同じ職場の仲間よりも必死になって取り組んだ事がありました。それは今でも私のマーチャンダイジングの基礎となっています。
それは「売上Dataの分析」です。
今は様々な解析ツールや、ECでしたらシステムとして多様な分析機能が搭載されています。とても便利なのですが、数字をどう読むか、何のために数字を解析していくのかが曖昧なままだと適切な答えは導き出せません。日々忙しい現場業務の中でとかく後回しになったり、システム任せになったりしがちな売上Data分析ですが、そこには「お店や商品の歩み」とそこに「足を運び、お買い物をされてお客様の気持ち」が詰まっています。
私自身も様々な商品の販売に携わって参りましたが、常に最初に着手するのは「売上Dataの分析」であり、それを地図としてマーチャンダイジングを常々行って参りました。行き詰った場合も必ずそこに立ち返ります。
継続的に数字を読み続け、売場に出向いたりお客様に直接触れ合うことで数字が持つ意味が少しずつ違って見えてきます。また、これを続けているとトレンドの変化にいち早く気づくことが出来るのです。市場の変化に気づくことは、チャンスを掴む為にも、リスクを回避する為にも非常に重要なことは言うまでもありません。
モノやコトを販売すると言うことは、そこに携わっている人の気持ちを繋ぐことだと私は思っています。その繋ぎ方に関してのコツを掴む為に「売上Dataの分析」をしっかりと行い、感性だけでなく科学的な根拠を商品企画、売場作りに反映させて行くことが私の専門家としての仕事です。
今後とも末永く宜しくお願い致します。
※「マーチャンダイジン」という言葉の解釈は広く、用いる業界によって差がありますがwikipediaのまとめが分かり易いと思います。ご不明の方は是非御参照ください。
このコラムの執筆専門家
- 大谷 啓介
- (東京都 / コーディネーター)
- KCmitF 代表
海外へはモノをそのまま売るのではなく、つくれるコトを売る
規模は大きく無くても、真面目なものづくりを続けている日本のものづくり企業の皆様の海外進出をサポートする専門家です。海外のクリエーターとコラボレーションし、市場にローカライズした「現地で売れる商品」もまたMade in Japanの一つの形です。
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