【鏡になってこころを解きほぐす】 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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【鏡になってこころを解きほぐす】

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コミュニケーションの達人になるために しぐさ
お互いの信頼感があるほどにコミュニケーションはうまくいく。

でも、「信頼感」を得ることが実は一番難しい。
時間もかかるし、相性もあったりする。

でも仕事においては、できるだけ短時間に信頼関係を作って、
コミュニケーションを活発にしていかなきゃならない。

そんな方法はあるの?


実は、あります。

「相手の言葉や動作を真似することで好感度をアップさせて信頼感を作り出していける」

これは心理学ではミラー効果(同調効果)といいます。

やり方は結構シンプル。

言葉だったら、相手の言葉の一部を繰り返せばいい。

例えば;
相手:「この前さあ、すっごくいいことがあったんだよ。」

私:「へー、そんなにすっごいいいことがあったの?」

相手:「○○がうちの重要課題なんです」

私:「なるほど、○○が御社の重要課題なんですね。
じゃあ、その重要課題を解決するために・・・」

人っていろんな口癖がある。
使う言葉もそうだし、「とりあえず」とか「はっきり言って」とか、
無意識に必ず使う言葉があったりする。

自分が話す言葉だから、相手も同じ言葉を使ってくれるとなんだか安心する。
「自分の言葉を共有している」っていう感覚。

この「共有化」、コミュニケーションではかなりキーです。

「言葉で言うのはちょっと抵抗があるなあ」という人。
しぐさをまねてみましょう。

相手が前のめりになる → 自分も前のめり
相手が鼻をさわる → 自分も鼻さわり
相手が頬杖をつく → 自分も頬杖
相手が飲み物を飲む → 自分も飲む

これも、「動作の共有化」。
繰り返すと、だんだん相手の雰囲気がほぐれてくる。

そして、ちょっと上級。
しばらくしてから、自分から「仕掛けて」みましょう。

あごに手をあててみる
机に右手を置いてみる
手を握ってみる
飲み物を飲んでみる

相手がその通りにしたら、かなりのミラー効果が出ています。

その後のコミュニケーションが変わります。

【今日の達人ワンポイント】
相手の鏡になれ (短い!)