周囲の山々の色が長かった冬の色、茶色から緑色のグラデーションに徐々に変わってきました。
信州はこれからもっと緑が濃くなっていき、私の一番好きな風景に変わっていきます。
今は桃やりんごといった果樹の花やハナミズキが見頃を迎えています。
ゴールデンウイークが終わりましたが皆さんはどのように過ごされましたでしょうか。
私はありがたいことに例年通りの演奏や指導など、仕事で追われた連休になりました。
本番の2日前にパソコンのトラブルでインターネットが繋がらなくなってしまい、その対応で余計にてんてこまいになってしまいました。
高校時代の吹奏楽部OB会の事務局の仕事も引き受けており、この時期は特に忙しくパソコン頼りの時期です。
現在は復旧しましたが忙しい時にトラブルは重なるものだとあらためて思いました。
パソコンの電子メールが見られず困ってしまいましたが、いろいろ操作をしているうちに「パソコンで受信したメールをスマートフォンでも見られるようになった」という思わぬ収穫もありました。
まさに塞翁が馬ですね。
4月29日の本番では初めてマリンバデュオを演奏しました。
マリンバアンサンブルや小規模なパーカッションアンサンブルは演奏したことはあったのですがマリンバの2重奏は初めての経験でした。
安倍圭子作曲「タンブラン・パラフレーズ ~2台のマリンバのための~」を演奏し曲調が明るく楽しい曲ですが、練習しながら納得したり驚嘆したりと充実した楽しい時間が過ごせました。
世界的なマリンバ奏者である安倍圭子さんが作曲されたこの曲、元々は無伴奏マリンバのソロ曲なのですが作曲者自身がデュオ用にアレンジされました。
デュオ版でも曲の構成やマレットの手の運びなど非常にうまく書かれていて、練習していても感動しっぱなしでした。
聴いただけでは解らない、演奏してみて初めて感じる『曲の特長』に触れた曲でした。
このコラムの執筆専門家
- 成澤 利幸
- (長野県 / 音楽家、打楽器奏者)
- 成澤打楽器音楽教室
音楽はみんなのもの
楽器の演奏は専門家からのちょっとしたアドバイスによりスムーズに上達したり音楽の奥深さに触れることがあります。ドラムやマリンバ、いろいろな打楽器のレッスンを通して皆さんのお力になれればと思います。
このコラムに類似したコラム
吹奏楽部向け:4月の今こそ講師を呼ぶべき。な話 山澤 洋之 - 音楽家(2013/04/06 21:58)
日本大学管弦楽団:金管分奏 小川 正毅 - 音楽家・プロデューサー(2011/10/25 01:33)
合宿2題。 小川 正毅 - 音楽家・プロデューサー(2011/09/01 00:21)
ドラム椅子について。 新谷 康二郎 - 音楽講師(2011/04/11 20:33)
えいがのはなし (14) COUNT ME IN 魂のリズム 成澤 利幸 - 音楽家、打楽器奏者(2024/04/19 02:17)