- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ITコンサルティング
「ユーザーが検索するキーワードの傾向」は?
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アクセス解析・LPOの有効な活用方法
検索ワードから見える「ユーザー」
2007-12-14 00:00
「ユーザーが検索するキーワードの傾向」は?
もう1つは、検索ワードはただ上位を見ているだけではなく、「傾向値」を把握することが必要である。なぜなら、検索エンジンを利用するユーザーは、「ロングテール」という話もあるように、2ワード以上(キーワードの組み合わせ)を入力し、利用する傾向が強くなっているからだ。
例えば、「車」というワードで考えてみよう。利用するユーザーは、恐らく1ワードでは検索しない。恐らく「車 トヨタ」といった“メーカー名”や、「車売却」といった“用途”と一緒に検索する可能性が高い。なぜなら、実際に検索してみると分かるが、Yahoo や Google の検索エンジンで「車」と検索した場合、検索結果は多岐に渡ってしまい、目的のサイトが出てくる確率は相当低くなってしまうからだ。
このような場合、検索ワードを単語ごとに分解し、1ワードごとに合計する。調査していくと、「どのワードが利用される傾向が強いのか」と、実際のユーザーニーズが見えてくる。
検索ワードから「ユーザーの考え」を知るために
上記は、あくまで全体の一例となるが、これだけでも検索ワードの見方が変わってくるはずである。
1. 「購入したユーザーの利用した検索ワードと、訪問者全体の検索ワードを比較する」
2. ユーザーの検索ワードを1ワードごとに分解して、合計する
この2つを実施するだけでも、ユーザーは「何を求めて自社サイトに来るのか」が分かる。ユーザーニーズが判明すれば、後は“自社の考え”とずれているのであれば、SEO などの対策を見直すべきであるし、合致していたとしても、問い合わせや購入者を増やすために、購入に繋がっている他のワードを見つけ出し対策を行うことで、さらなる効果向上が期待できる。是非、実践してみてほしい。
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