- うえた さより
- 株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
- マーケティングプランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
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トレンドを読む:SMAP、中居さんから学ぶもの
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SMAPといえば、SMAPですよ。国民的アイドルグループ。でも、もう「アイドル」ではないのかな?
中居さんは、そのSMAPのメンバーでリーダー。
彼は、今、ドラマの「ATARU」で、サバン症候群、脳の発達障害で事件を解く、主人公として出演。視聴率ともに好調で本当に当たっています。
そんな彼はおもしろい特徴があります。
「音痴」
マーケティングのSWOT分析の「弱み」にも挙げられそうなくらい、わかりやすいほどの「弱み」。
えっ。SMAPといえば、歌手で、アイドルグループといえば、歌うの当たり前だし、CD発売に、全国ツアーもおこなっています。ソロパートだってあります。
そう、「音痴」といえば、芸能人、歌手として、致命傷ですよね。
しかし、そんな「弱み」も今では、一つの個性として輝けるのも、彼の芸能人としての生き方でしょうね。
では、「強み」としては、
・ダンスが上手
・MC、司会ができる
・俳優として活動ができる
・コント、コメディができる
ダンスが上手なのも特徴ですし、コントのふざけたものから、シリアスな役柄まで演じることができますし、司会としては、紅白の司会も経験積みで、おそらく年齢とともに情報番組から報道番組までこなしていくんじゃないでしょうか。
「音痴」を十分フォローするくらいの芸能活動ができるところがすばらしいですね。といっても、いつしか「音痴」が代名詞で、個性として生き残るのはすごいことじゃないでしょうか。
企業の場合、プロジェクトや新事業の際、SWOT分析をして
「強み」を生かしていく方法をとることがほとんどです。その方が、即効性があります。どちらかというと、「弱み」はその時点で、バサリと切り捨てられ、目を向けないことが多いはずです。
「弱み」を個性として売りにする
中居さんのような売り方はなかなか難しいですね。
ただ、難しいとばかり、言っていてはいけないのでは・・・?と思います。
一見、矛盾したことを言いますが、この「弱み」も見方や角度が変われば、強い個性となるかもしれません。
芸能界の話で申し訳ないですが、「デブキャラ」のタレントさんがいますね。
正直、学生時代なら、クラスの中の優れた強みを持つキャラにはなれていなかったはずです。どちらかといえば、マイナスイメージ。
ところが、芸能界では「おデブ」なタレントとしてニッチな芸能活動を確実にモノにしています。
一見、「弱み」として見えるところも、ひょっとすると見せ方しだいで、会社の個性、かもしれません。
ゴールデンウィーク、空いた時間に自社の「弱み」って本当に「弱み」なの?
ひょっとして、「弱み」だと思いこんでいる?
再確認するのもいいですね。
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