- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
みんな違ってていい!
長男が幼稚園生の時、
『かみさまからのおくりもの』(こぐま社)という絵本の
作者である「ひぐちみちこ」さんが園に講演に来ました。
私は話を聞けなかったのですが、
それが縁で、ひぐちさんの作品を読むことになりました。
赤ちゃんに、かみさまからの贈りのものを
天使が届けてくれるという話ですが、
贈りものとは、それぞれの赤ちゃんにあった
個性とも言えるものです。
泣いている赤かちゃんには「うたがすき」で、
よく動く赤ちゃんには「よくたべる」で、
すやすや眠る赤ちゃんには「やさしい」です。
「それぞれが、違うものを持ち、違ってていい」
というメッセージが込められた
子育てに悩む親を勇気づけてきたロングセラーの絵本です。
初版が1984年ですので、23年間売れ続けている本ですね。
ひぐちさんには、この絵本の解説本とも言える
『子どもからの贈り物』(こぐま社)という本があります。
その中で、こんなことを書いています。
『人間の子どもの中にも、それだけで完結する実りというものが
あるはずです。それをなるべく損なわないようにするのが大人の
役目なのに、後で継ぎ足すことばかりに夢中になって、
もとはなんの木だったかわからなくなったり、
果ては枯らしてしまったりしてはいないでしょうか。』
かつて、長男はやけにこの絵本が好きで、
「僕はかみさまから何をもらったんだろう」
が口癖でした。
また、次男が生まれ、ベビーベッドでギャアギャア泣いている姿を見て
「この子は歌が好きなんだね」
と、よく言っていたのを記憶しています。
「人それぞれ、違ってていい」とは頭では理解していましたが、
子育てを通して、よりいっそう「個性とは何か」について学びました。
子育ては、ホントに多くのことを教えてくれます。
by EARTHSHIP CONSULTING