- 若林 正昭
- 若林司法書士事務所 所長 認定司法書士
- 司法書士
対象:借金・債務整理
ショーペンハウエルは「人生はやや鬱くらいがちょうどいい」と言っている。
「やや鬱」は、堅実さ、正直さ、実直さ、慎重さ、粘り強さなどに繋がる。鬱の反対の躁はと言えば、放蕩、無責任、虚言、攻撃的、自信過剰、などマイナス要素に繋がりやすい。
アメリカなどからポジティブシンキングの概念が輸入されてからと言うもの、鬱よりも躁がいいと言う人が多い。しかし、である。
理想的なポジティブシンキングなのは、やや鬱の状態で発揮される事は歴史が証明している。史上大胆な発想で名を残した政治家、ナポレオン、リンカーン、チャーチルはいずれも軽い鬱だったと言われている。チャーチルは鬱がひどいときベッドから動けず、午前中は布団の中から指揮を執っていたことで有名だった。
ついついお金を散財してしまう人は、「自分はやや躁ではないか」と疑ってみることだ。そして、「やや鬱に行動しよう」と思えば、人生はうまくいく。
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